やることがテンコ盛り、どうこなしていったら良いだろう?
時間はドンドン過ぎていくし…この悩みって、ある意味永遠のテーマとも言えますよね。
要領よく立ち回れれば良いのだけれど、実際にはうまくできずに右往左往してしまうこともしょっちゅう。
そんな悶々としている毎日…石川和男さんの新刊『要領がいい人が見えないところでやっている50のこと』に出会いました。
この本を読めばきっと「要領を発揮」できる!ご紹介します。
9つの仕事をこなされている著者ならではのとっておきメソッド
著者の石川さんは、建設会社の総務部長・税理士・大学の客員研究員・ビジネス書著者・セミナー講師・コンサルタント・オンラインサロン主宰…etc. 9つの仕事をこなされている、スーパー会社員。
私自身も本業がフルタイム会社員で、ライフワークの執筆や発信にも取り組んでいて、もうこの時点ですでにアップアップなことも多々。
石川さん、心より尊敬します。
そんな著者ならではのとっておきな「要領がいい」をぜひ知りたい!
夢中で読み進めていきます。
感覚的な捉え方ではなく、より、具体的なメソッドを分かりやすくかつシンプルに50の切り口で解説してくれているのが、本書の最大のポイント。
時間術、コミュニケーション、環境整備などのさまざまなカテゴリーに加えて、ヘルスケアについても解説されていてお役立ち満載です。
「要領がいい」ということは引き算
特にハッとさせられたのが
・重要なことに集中するために、必要のないことをやめる
・戦略的なあきらめは、次の成功へのステップ
そっか!要領がいい、ということは、ある意味足し算ではなくて引き算なのだ。
つい、なんでも足して足してっていう思考に囚われて、それで疲弊してしまったことに反省。
加えて、終章で語られている
要領がいい人は、この無限に続く比較の罠(他人と自分を比べる)に陥ることなく、過去の自分と向き合い、そこから成長のヒントを得ている、本当の自己成長とは「昨日の自分」と比べること
が刺さりました。
最後にひとこと
私と同じように「どうしたら、テンコ盛りと向き合えるの?」と悩んでる人へ、ぜひ手に取って欲しい超絶オススメの1冊です。
要領がいい人が見えないところでやっている50のこと/明日香出版社/石川和男