拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』に感想をもらいました。
社会保険労務士・公認心理師としてご活躍の 山田 真由子さんから。
【管理職としての道を進む上で直面するであろう多くの課題に対して、勇気と解決策を提供してくれます】
ご紹介します。
企業の労務管理支援に携わる、社会保険労務士さんからの目線
現場の管理職として労務管理は常に悩ましいことの一つですが、顧問先の社会保険労務士さんに助けてもらうことも多々あります。
同じように、社労士さんとして支援に携われてきたからこそ目線での、この感想の書き出し。
企業の労務管理支援に携わる中で、若手社員から「管理職って大変そう」「あまり興味がない」といった声を聞くたび、管理職のポジティブな側面や魅力を伝えたいと強く感じてきました。この本は、そんな私のような人たちにとって、まさに必読の書です。
あらためて、現場だけが懸命になっているのではなく、様々な人たちに支えられてこそ適切な労務管理が果たせるのだと、感謝の思いでいっぱいになりました。
お勧めしたい二つの理由
続いて、企業の支援にご苦労なさっている、山田真由子さんならではの
「管理職を目指す方、そして女性社員の育成に悩むマネジャーの方々にお勧めしたい理由」
を二つ挙げてもらい、この点、まさに私が拙著でお伝えしたかったことをまとめてくださり感激です。
まず一つ目は、著者自身の実体験に基づく等身大のアプローチと部下との関わり方が詳細にわたって書かれており、実践的なアドバイスが満載であることです。60もの具体的な悩みに対する解決策が提供されているため、どんな状況にも応用できます。
女性管理職を目指そうとしている人、または、現在やっている人に一番何を伝えたいか?執筆するときに最も大切だと思ったのが「何に悩んで、どう向き合ってきたか?」という点。
「管理職って、こんな素晴らしいことがたくさんありますよ。ぜひやってみてね」的なメッセージじゃないこと。実はかなり拘りました。
みっともなくてもぶっちゃけでも構わないから、とにかく等身大。この点を感じ取ってもらえてありがたいです。
二つ目は、この本が職場のみならず、プライベートや人生全般にわたる広範なテーマを扱っている点です。「こんなことを聞くのは気が引ける」と思われがちな質問にも答えており、読むことで職場だけでなく、プライベートや自身の生き方についても新たな視点を得ることができます。
女性だと特に家庭や子育てとの両立や、子どもが巣立ってからの生き方って、仕事と共にとても大切なテーマだと実感しています。
息子が独立して、自分自身も定年再雇用となって、長年やってきての人生そのものについて。このことも、ぜひお伝えして後輩さんたちに参考にしてほしい。
そんな想いも込めていて、二つ目のポイントとして取り上げてもらったことと、さらに結びの言葉。
【管理職としての道を進む上で直面するであろう多くの課題に対して、勇気と解決策を提供してくれます。】
心底嬉しいです。
山田 真由子さんの感想全文
この感想文は、2024年3月24日にFacebookに投稿いただきました。
山田 真由子さんのご著書『すぐに使える!はじめて上司の対応ツール』も是非、オススメします。
すぐに使える!はじめて上司の対応ツール/税務経理協会/山田真由子