こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
長年管理職として業務の現場でやってきている私ですが、お恥ずかしながら「マーケティング」って少々苦手意識を持っていました。
理由は「なんだか、難しそう」という単純なもので、これまでに、職場の研修などで推奨された書物は数々あったものの、どれも全然ときめかないし、頭に入ってきません。
そんな”マーケティング、苦手”を払拭してくれる素敵な一冊に出会いました。
ご紹介します。
この本を読んだらワクワクしてくる
その一冊とは。
今では皆が当たり前に使っている「ノートパソコン」という呼称の名付け親で、マーケティングコンサルタント弓削 徹さんの『実施する順に解説!「マーケティング」実践講座』
本書の最初に出てくる部分を引用します。
”もう、MBA的な教科書通りのマーケティングでは役に立たないのです。(←これが、私が苦手としている大きな要素だったと、あらためて気付く。)実践する順番、必要になる順番で書かれた 本当に使えるマーケティング本”
その言葉通り、
マーケティングの手順、マーケティング調査とは?、新規事業・新商品の開発について、ネーミング、価格設定、流通、キャッチコピー、ブランディング…etc.
と順を追って詳しく解説されていて、まるで、自分がイチから商品を作っていこうとしているかのように、ワクワクしてくるのです。
身近な事例でさらに、なるほど!と納得
加えて、身近な商品についての事例もとても親しみやすくて「マーケティング、なるほど!」と納得しきり。
例えば
- ガムの売上高がここ10年程で急速に落ち込んでしまったのはなぜ?
- 試着せずにネットで服購入の不安を払拭してくれたサービス
- ドラム(楽器)のシンバルのペダルノウハウを生かした、消毒液スタンド
などなど。
そして、最も感銘を受けた点が
【いま目の前にいない誰かの気持ちを思いやることこそがマーケティング。だから、マーケティングとは愛であり、想いやりなのです】
クライアントさんの「あったら、いいな」を大切に。
本書で学んだことを、さっそく日々の業務に役立てていこう。
部下さんとも色々ディスカッションしていこう。
”愛”が膨らみます。
最後にひとこと
ページ数:365ページと、ズッシリと読み応えがありますが、それを感じさせない、スーーっと読み進めていくことができるのも、嬉しい。
私のように「マーケティング、ちょっと苦手‥」という人に、ぜひオススメの書です。