拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』感想をもらいました。
吉澤健太さんから【女性だけに限定するのはもったいない、新人管理職必読の一冊】というタイトルでのAmazonレビュー。
ご紹介します。
著者のビジネスキャリアは、女性管理職の具体的なロールモデルとして極めて具体的
このタイトルは、冒頭部分で書いてくださっている部分を引用させてもらったのですが、とても嬉しくなりました。
私のキャリアは決して”立派な”といえるものではなく、かなりポンコツな部類。それでも女性管理職頑張ってきたから、あなたも、きっと大丈夫。
悩んでいる女性たちに「あ、こんな先輩もいるんだ。ならば、自分もやってみよう」と身近に思ってもらえることを願って、本書を綴ってきたからです。
あえてプレイヤーを極めようとする人、マネジメントへの階段を求める人、働き方は人の数ほどあれども「女性管理職」が直面するハードルはいまだ高いのが現状だろう。本書でも触れている2030目標も、現在ではどれだけの人がその達成を信じているのだろうか。
そうした背景を受けて、派遣社員~一般職~管理職~本部長職の階梯を積んだ著者のビジネスキャリアは、女性管理職の具体的なロールモデルとして極めて具体的である。
TIPSは決して独創的なものではない。しかし、その説き方が違う
続けて、本書の核となる「60の悩みあるある」についてのコメント。
女性ならではの視点で、自らのエピソードをふんだんに盛り込みながら、How To一辺倒になりがちなマネジメント本にはない、血肉の伴ったテキストが詰まっている。
うまくいったこと、成功談よりもむしろ、かなりイケテナイことや失敗談も包み隠さず披露していて、それは「机上の空論」ではなくて、現場の生の声をより伝えたい、そのためにはうまくいかなかったことをお伝えしてしまおう。
”血肉の伴ったテキスト”と評してもらえて、光栄です。
子育て、家事は女性。仕事は男性というスキームが国家レベルで解体されようとしている現在、本書で書かれている「女性としての」「母としての」「妻としての」働き方、その苦労は、男性にも敷衍し得る内容ともいえる。
女性だけではない、家庭と部下を持つすべてのビジネスパーソンに対する「お護り」として、ページを繰りたい一冊だ。
吉澤健太さんの感想全文(Amazonレビュー)
この感想文は、2023年5月14日にAmazonにご投稿いただきました。
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