『どんなことでも「すぐやる」技術」』(石川 和男 著)悩んでいないですぐにでも行動したくなる

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仕事やプライベートや家事・育児や…毎日がテンコ盛り。
つい、「時間がない」を言い訳にして、肝心な「やりたいこと」が後回しになってしまいがちです。

どうしたら良いのだろうう?悩みは尽きません。

そんなときにうってつけなのが、石川 和男さんの『どんなことでも「すぐやる」技術』
ご紹介します。

9つの肩書きを持つ”スーパーサラリーマン”の秘訣

著者の石川さんは「建設会社 総務経理担当役員」を本業に「税理士」「大学客員研究員」「ビジネス書著者」「人材開発支援会社役員COO」「一般社団法人 国際キャリア教育協会 理事」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「オンラインサロン主宰」と、9つの肩書きで複数の仕事を同時にこなされている”スーパーサラリーマン”

どうやって時間や役割のやりくりそしているのだろう?

その疑問に答えてくれる秘訣を、惜しみなく伝授してくれる宝の1冊が本書。

しかも、どれも身近に取り入れらることばかりです。

マインドが1割、仕組み作りが9割

とはいえ、四六時中モチベーション(マインド)を維持し続けるのは、なかなか困難なもの。

本書の表紙にもある"すぐやる技術は、マインドが1割。仕組み作りが9割"が刺さりました。

具体的に、その、仕組み作りの一部をご紹介しますと

・心配事はノートに書く。頭の中で心配していたことを吐き出せば、行動する恐怖を払拭できる→つまり、行動に迷いなし。

・小さな目標を達成しながら、大きな目標を実現していく→勝ち癖をつける

・朝時間(例:出勤前の朝1〜2時間は金)を活用、そのためには、寝る時間と起きる時間を固定する

・会社の机は極限まで片づける→クリアデスクで思考もクリア!

・重要な仕事は、午前中の集中力が高い「ガムシャラタイム」に片づける

・目標に向けて「理由、期限、具体的な数字」が原動力になる

・計画はキツキツじゃなくて、ある程度バッファを持っておく(2ダウン3アップ法)

・始まりの期限、終わりの期限、前倒しの期限の「トリプルデッドライン」で、すぐやる、すぐ終わる

・つい先延ばしにしたくなる「シンドイ業務」はゲーム感覚で乗り切ろう

・一つのタスクをクリアしてから次のタスクに取り組む。途中で乗り換えない「変えられません仕事術」

などなど。

ところどころに、達人の教えも引用されていて、例えば、ドイツの精神科医、エミール・グレべリン氏だったり、圧巻は、ナント!吉田兼好サンの「徒然草」に至るまで。

しかも、つい「くすっ」としてしまう、ユーモアあふれるフレーズがあちこち散りばめられているのも楽しいです。

現在進行形の経験

溜めないこと、後回しにしないこと。
なぜ「すぐやる」のが大切なのか?

そして
"何年も前にサラリーマンから独立したコンサルタント、実務経験のない大学教授にはない経験を(石川さんは)現在進行形で持ち続けているのです"(174ページ)

この箇所は、私自身も現役の会社員で、著者としても頑張ろうと志していることもあって、心底感銘しました。

とっておきのメソッドが満載で、この本を読むと、悩んでいる場合じゃない!
すぐにでも行動開始。ってウズウズしてきます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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