とあるイベントがあって、成人式以来ウン10年ぶり(笑)に着物を着ました。
母が茶道の教師をしており、しょっちゅう着物姿のため、着付けをしてもらえました。
実家に何着かあった”着物ラインナップ”から、ワタシが選んだのは桜色の訪問着と水色の帯。
母からは「年相応ならコッチ」と鶯色の訪問着をススメられましたが、なんだかピンんとこず。
先日、書籍で学ばせていただいた、海保麻里子さんのカラーコーディネート術からも、暖色系のこの色にとても惹かれました。
母が買っておいてくれた訪問着
ずいぶん前に、姉やワタシのために。っと買っておいてくれた着物だそうです。
以来ウン十年、初めて袖を通すこととなりました。まだ仕付糸がかかっています。
母の思いをありがたく感じながら、まずは仕付糸をほどくところから。
その後、帯揚げの柄の出し方、帯締めの結び方、扇子の色合いや差し方…etc.
それぞれの意味を教えてくれながら着付けてくれます。
着物とは、なにしろ、”締める”
洋服と異なり、イロイロに締めるための、”紐”がキモのようです。
紐も帯も、”締める”っという気合いも大事。
足袋と草履
綿素材の足袋は靴下と違って滑りづらいので、余裕のあるサイズを買っておきます。
草履も履き始めは慣れないので、あらかじめ”試し履き”しておいて、鼻緒に足指を馴染ませると良いです。
電車で移動するとき
普段は何気なく昇り降りしている駅の階段や通路も、着物となると、なかなかいつも通りにいきません。
歩幅もチョコチョコ歩きしかできないので、時間に余裕をもって行くことと、できる限り階段を利用せずに済む路線を選ぶのが大事。
動くとずれる
歩いたり動いたりすると、どうしてもずれてきてしまうので、特に、着物の前が開き過ぎないように、つねに心がけましょう。と母から言われました。気を付けて頻繁に引っ張るようにしてみました。
今日の一言
着物って、なんだか楽しいw
「着物を着てみましょう」とイベントで呼び掛けてくださっている、ヴォイスアップコーチのHARU(宮川晴代)さんにも感謝です!
これからは、時折着てみるようにしたいなー。でも、着付けは慣れないとタイヘン。
高齢の母も、娘のワタシが急に着物を着ると言い出し、嬉しそう。
これも親孝行のひとつかなー。いつも母に着付けてもらうのも申し訳ないけど、自分で習得するには、少々ハードル高し。
次に着る機会にまた考えよう。