【マンションの機械式駐車場トラブル】同じパレット内の「駐め違え」にご注意

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私が住んでいるマンションは、駐車場設備が「機械式」になっています。

いわゆる”タワーパーキング”で、割り当てられた区画ごとに、地下・地上1段目・地上2段目をシェアする形式。

とある時、自分が契約しているスペースに見知らぬ車両が駐車していてビックリ。どうやら、同じ区画の他の使用者が駐める場所を誤ってしまった(駐め違えした)ようです。

なぜこんなことが起きるのだろう?そして、起きたときの対処法について。

マンションの機械式駐車場トラブル事例として、同じような状況に遭遇してしまった人たちに参考にしてもらえたらと、この記事を書きます。

マンションの機械式駐車場「駐め違え」が起こる原因

まずは「駐め違え」が起こる原因について。

私が利用している駐車場パレットはこのような形式になっていて、我が車のスペースは地上2段目の「98」
入出庫する際には自分のパレットナンバーを入力して操作します。

使用する鍵はこんな形状。同じ住民同士ですから個別の鍵ではなくて、駐車場を利用するすべての人に共通のものになっています。なので、どのパレット番号を選択しても一つの鍵で汎用ができて、それ自体は特に問題があるとは考えません。

ところが。

残念ながら、この「汎用性」が仇になって、今回の事態が起こってしまいました。

同じ区画を使うお互いの信頼関係で成り立っているともいえますが、間違ったパレットを使うことも物理的に可能。

一般的に自分のスペース以外の番号を操作時に入力するとは考えにくいですが、おそらく駐め違えた人は、何らかの誤操作をしたと想像します。

取り急ぎ、私のスペースに駐めている見知らぬ車のナンバープレートを撮影し、次のアクションに臨むことにしました。

マンションの機械式駐車場「駐め違え」の対処法

このマンションに居住して15年になりますが、今回の事態があるまでは、幸いこうしたトラブルに遭わずに済んできました。

なので「駐め違え」ケースはレアなのかもしれません。

とはいえ、自分の車を駐める場所がないのはかなり困りもの。取り急ぎは管理人さんに連絡して、撮影したナンバープレートを伝えます。

そして、駐め違えた住人さんは誰なのか?万が一住人でなく外部からの侵入者だった場合はリスクが大きい…といった点を相談しました。

管理人さんからの返答は

  • このナンバープレートの所有者を確認する
  • ねーさんの車が暫定駐車できるゲストスペースを確保したので、そこに駐めておいてください

この2点でした。

ところが、残念ながらナンバープレートの所有者は特定できなかったとのこと。入居時の駐車場使用申請で車のナンバープレートの申請もお願いしているものの、その後買い替えなどで変更になった場合は追えていないそうです。

それはそれで仕方ない。

管理人さんが私のスペースに誤駐車している車両に貼り紙をしてくれて、その返答を待つことにしました。

マンションの機械式駐車場「駐め違え」の顛末

その後特に進捗もなく悶々としていました。このまま何の進まなければ「不法駐車」で警察に通報しなければならないかもしれない。さらに気持ちが沈みます。

再度「98」のスペースを見に行ってみたら、なんと!空いているじゃありませんか。

誤駐車した人がおそらく気づいて、正しい場所に駐車し直したのでしょうが、しれっとそれで済まそうとしていることに憤りを覚えます。

  • 管理人さんの貼り紙を無視した
  • 私が車を駐められず別の場所で対処しなければならない苦労を無視した
  • あなたが誰であるかわからないから、解決しなかったら不法駐車で警察に届ける必要があるかもしれない

我が車は元の場所に戻ることができましたが、それで解決とは思えません。

最後にひとこと

集合住宅ですから、予期せぬミスに遭遇して他の所有者へ迷惑をかけてしまうことって、それ自体は全然否定しません。

ただ、そうしたときに相手に手間を掛けてしまったことの思いやりとか労いとか。

ここを理解しないのでは、集合住宅に住むべきではないです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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