こんにちは。ブログ毎日更新を頑張っている いくみ(@nesan_blogger)です。
更新することも大切。
だけれど、一方的に伝えるでなく相手に読んでもらえてこそ、発信ともいえます。
自分が言いたいことと、相手が聞きたいことの順番は真逆。
ブログを書いてきて、読者さんから意見をもらって気づいたこと。
これはきっとブログだけでなく、コミュニケーションの、どの場面でもポイントになる点ではないかしら?
ご紹介します。
自分が言いたいことと、相手が聞きたいことの順番は真逆
まずは結論から。
発信する側の思考の順番って、「こういう出来事があって、それで、こんなふうに気づいて、結果、こうしたらいいと学んだ」…などと時系列で流れていくものです。
それはある意味当然だし、まずは「こういう出来事があって大変だった」というのが原動力になって、わーーって書き始めることで、勢いもつきます。
でもね。
一歩引いてみて、受け取る側の立場に立つと「わーーっ大変だったぁ」じゃなくて、「結局どうしたの?」ということを先ずは知りたい。
それを知ったうえで、プロセスについて関心を持てるようになる。
順番が真逆なんです。
わーーっと書き始めても、後から順番を入れ替えれば良い
とはいえ。
何かを発信するときって、感情がわーーっとなっていることで、それが着火点にもなります。
最初は、自分が言いたいことの順番で段落を作りつつ、ひたすら書き殴ることでよくって、後から入れ替えればOK。
お恥ずかしながら私はこれまで「記事を書き終えて最初に公開ボタンを押すとき」
この"入れ替える作業"をほとんどできていませんでした。
わーーっと書いて公開、やったー。みたいなノリです。
実際、記事を公開するのってかなりのメンタルパワーが要るから、それはそれでよし。
翌日になってクールダウンしてからでも「自分が言いたいことと、相手が聞きたいことの順番は真逆」ということを思い出してリライトができる。
それもブログのメリットのひとつです。
読者さんから教えてもらって、あらためてこの点を意識していこうって心しています。
書くこと以外のコミュニケーションの場合
ブログのように「書くこと」については、これまでお伝えしたように取り組むことが可能です。
一方、リアルやオンラインミーティングなどの、対話型コミュニケーションの場合は、その場での発信が全てで、後から修正することができません。
そこで、この「書くこと」での順番入れ替えを最初から意識してやってみる。
結論:これが大切
根拠:なぜそう思ったのか?
例示:実際にこの経験をして気づいた(ここで、いろいろ大変だったのよーーって万感思いを込めても良い)
結論の繰り返し:だから、これが大切
以前に、プレゼンテーション講座で習ったことのある「PREP法」です。
咄嗟の発言でこれを冷静に実施するのってなかなか大変だけれど、相手への伝わりやすさ、響きやすさって、書くことであっても、言うことであっても、同じなのですよね。
発信しようとするときに気をつけると良いこと
何かを発信しようとするエネルギーと、それが相手に伝わる温度感と、必ずしも同じではないけれど、自分と他人は"とっても違う"のだから。
まずはとにかく「伝えたい」という動機を大切にして、その順番を工夫すればよい。
この点に気をつけるだけでも、きっとコミュニケーションがより捗る。
「書く」「言う」ってどうしたらよりよいのだろう?って悩んでいるあなたへ。
この記事が参考になれば幸いです。