こんにちは。会社員35年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事を長年やっていても、折々に壁にぶつかって行き詰まることってあるもの。ここのところの私がまさにそんな状況。
そんなとき、久しぶりに以前お世話になったクライアントさんから連絡をもらって、あらためて気持ちを立て直すことができました。
仕事に行き詰まったら、社外の人とコミュニケーションが役立つ
「仕事に行き詰まってしまったときに、社外の人とコミュニケーションが役立った」という私の経験をご紹介します。
何気なくもらった一言に、行き詰まりのヒントが隠れていたりするもの。
私の場合はクライアントさんでしたが、色々な取引先の方々と交流していると、社内の人との話では気づけない、客観的なことに気づけたりします。
なぜ、私は行き詰まっていたか、また、具体的にクライアントさんとどんなやり取りをしたのかについて、さらにお伝えしていきます。
なぜ、私は行き詰まっていたのだろう?
まず、なぜ私は行き詰まっていたのだろう?ということを振り返ってみます。
現在の勤務先に入社してほぼ20年になりますが、そのうちの大半、ある事業の立ち上げから関わってきて責任者を務めてひたすら突っ走ってきました。
ところが突然、その事業が会社方針によってクローズとなり、以来複数の部署を異動して今に至ります。
会社勤務をしているとこうしたことは仕方ない。それでもやりがいって色々あるものだから…とチャレンジしてきて、部下さんに仕事の悩みを相談されたときも、そんな自分の経験をもとにアドバイスしたものです。
それでも心のどこかに「以前の事業に戻りたい」って思いを抱き続けていたのは否めません。
久しぶりなクライアントさんからの連絡
とある日。
以前にお世話になっていたクライアントさんから、久しぶりにメールをもらいました。
あまりに久しぶり過ぎて、見慣れぬアドレスに「あれ、これ迷惑メールかしら?」って勘違いしてしまったほど(笑)
「ご無沙汰しています」から始まる丁寧な文面には、現在携わっている業務に課題が生じていて、サポートしてくれるビジネスパートナーを探している。とっさに我が勤務先が思い浮かんだけれど、誰に聞いていいのやら解らず、以前一緒に仕事をしたことのある、ねーさんに連絡をしてみました…と書かれてあります。
なんとありがたいことでしょう。
この分野は長年携わってきたので、もう自分自身は離れて数年経ってしまいましたが、すぐにどんなことにお悩みなのかが想像できます。
残念ながら直接お手伝いすることはできませんが、社内関係部署の担当者に取り次いで、後を託すことにしました。
クライアントさんからの結びのコメントにヒントをもらう
返信メールの最後に「私は現在、全く別分野の業務に携わっていて、またその点でもお手伝いできることがありそうだったら、ぜひお目にかかれたら嬉しいです」と書きました。
すると、またすぐさま返信がきて
「ねーさんとこは、色んな事業を展開していて面白いなぁ。またお会いできるときを楽しみにしてますね」と結んでくれます。
私は以前の事業に戻りたいってずーっと悶々してたのに、今自分がやっていることも「面白い」って言ってもらえるなんて。社内の人とのコミュニケーションでは全く気づきませんでした。
自分がやりたいことと、与えられたことって、必ずしも同じじゃないことも多いけれど。
何をやっていようが、それが「面白い」ってクライアントさんから思ってもらえるならば、それこそが自分の役割なんだ。
もう、後ろを向くのは止めよう。今の使命を果たしていこう。
あらためてそう納得ができました。
仕事に行き詰まってしまったあなたへ
同じように、仕事に何かの行き詰まりを感じてしまっているあなたへ。
いつもと違う人とコミュニケーションを取ってみると、あらためて自分が客観視できて解決のヒントになることもあります。
この記事が、そんな方々の参考になれば嬉しいです。