【大山阿夫利(おおやまあふり)神社】関東総鎮護の霊山 境内や周辺の様子・行き方・注意点

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こんにちは。神奈川県の観光スポットに出かけるのが好きな いくみ(@nesan_blogger)です。

神奈川県伊勢原市大山(おおやま)
都心から約2時間、丹沢大山国定公園に位置していて、標高1,252メートルのピラミッド型の美しい山容。

今回は、大山観光でぜひ訪れてほしい「大山阿夫利(おおやまあふり)神社」について、
境内や周辺の様子・行き方・注意点など、撮影した写真とともにご紹介します。

大山阿夫利神社 下社境内の様子

山の中腹にある下社。

ケーブルカーに乗って(交通手段については後述します)終点の「阿夫利神社駅」から徒歩数分。
下車後すぐの目の前に広がる景色が素晴らしい。

晴れた日には相模湾や遠く伊豆諸島まで見渡せて、大山は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 改訂第4版」にも一つ星として紹介されています。

木々に囲まれた参道、木漏れ日が清々しい。

少々急勾配な石段を登り、鳥居をくぐって

本殿正面は、アイキャッチに使いました。側面は、より朱色がくっきりとして見えます。

本殿奥にある摂社。天満宮です。

なお、ここまでで標高700メートル。この先に本社がありますが、山道を歩いて標高1,252メートルの頂上まで、徒歩90分。

山歩きの格好をしてこなかったのと、訪れた時刻が午後で夕暮れ時に差し掛かってしまいそうだったため、断念しました。

登山口にはまた別に鳥居があります。

次回はぜひ、本社に行ってみることにします。

紙のご朱印をもらってきました。ご朱印帳への記帳もしてもらえます。ともに300円 ※2020年2月現在

大山阿夫利神社とは

さて、この神社について。

今から2,200余年以前の人皇第十代・崇神天皇の御代に創建されたと伝えられています。

ご祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)山の神・水の神/高おかみ神(たかおかみのかみ)日本書紀に記されている水神様/大雷神(おおいかずちのかみ)やはり日本書紀に記されている雷の神様、の三柱。

古来、周辺の相模国はもとより関東総鎮護の霊山として多くの人たちに親しまれていたとのこと。
大山は、別名「あめふり山」とも呼ばれ、常に雲や霧が山上に生じ、雨を降らすことから起こったと云われ、雨乞い信仰の中心でもあったそうです。

庶民からの崇敬も厚く、人々は「講」という組織を作り挙って大山へ参拝をしました。隆盛を極めた江戸期には年間で数十万が訪れたと記録されています。「大山詣り」と呼ばれた当山への参詣は古典落語の中でも語られ、著名な浮世絵師によって多くの浮世絵も残されています。そうした作品に描かれた躍動感溢れる人々の姿からも、いかに大山が当時の人々にとって身近な存在であったかを窺い知ることが出来ます。
ー大山阿夫利神社 ウェブページより引用

庶民から愛された信仰の地なのですね。

都内から大山阿夫利神社へ向かう交通手段

都内からですと、電車・バス・徒歩・ケーブルカーと乗り継いで、トータル2時間ほど。
※繁忙期はバス渋滞やケーブルカーの乗車待ちで、それ以上に時間がかかる可能性あり

さらに詳しくお伝えします。

小田急小田原線「伊勢原駅」からバスで「大山ケーブルバス停」まで

この場所に行くためには、電車だと最寄駅は小田急小田原線の「伊勢原(いせはら)駅」です。

都内・小田急線新宿駅から、快速急行で1時間弱。ICカード利用で大人片道597円です。※2021年11月現在

新宿駅|時刻表詳細(下り)|小田急電鉄

伊勢原駅の改札手前にある看板。大山は豆腐料理が有名で、お土産としては、300年余りの伝統が受け継がれている「大山こま」があります。

改札を出てバスターミナルに向かう階段途中にある観光案内所。各種パンフレットや係員の方も滞在しています。

大山観光の全体図はこんな感じ。

駅前にも鳥居があります。

伊勢原駅から大山まで、神奈川中央交通の北口バス4番乗り場「大山ケーブル行き」を利用して約30分です。本数は概ね毎時3便ほど。運賃はICカード利用で大人片道315円。
※2021年11月現在、混雑で渋滞している場合はさらに時間がかかる場合あり

【伊勢原駅北口】バス停時刻表 | 神奈川中央交通

終点の「大山ケーブルバス停」で下車。

「大山ケーブルバス停」からケーブルカー「阿夫利神社駅」まで

次に、ケーブルカー乗り場へと進みます。バス停からは徒歩15分。

この通りは「こま参道」と呼ばれています。大山の工芸品「大山こま」にちなんで付けられた名前。上り階段が300段ほどあって、なかなかの道程です。

通り沿いには土産物屋や食堂が軒を並べて賑やか。

眼下には大山川の清流が望めます。

大山ケーブルカー」乗り場(大山ケーブル駅)が見えてきました。神社まで徒歩でも行くことができますが、山歩きの格好をしていない場合は、ケーブルカーを選びましょう。

ケーブルカーの途中駅には「大山寺」もあります。(今回は立ち寄りませんでした)

ケーブルカーは20分間隔で運行されていて(混雑時は増便もあり)、運賃は大人往復1,120円。(2020年2月現在の通常期。繁忙期:ゴールデンウイークと11月の紅葉シーズンは、1,270円)

途中で食事をしたお店から割引券をもらって、少し安く済みました。

緑の車体が爽やかです。

急勾配を上がって行き、晴れた日には眺望も楽しめます。

ケーブルカーの乗車時間は6分。阿夫利神社駅下車後本殿までは、徒歩5分もかからないくらいです。降りたところにこんな看板があって、ちょっと笑えました。

紅葉狩り

その後、2021年の紅葉シーズンにも訪れてきました。

年によって見頃は異なりますが、夜間のライトアップも楽しめます。

私が行ったのはこの期間より少し前でしたが、阿夫利神社下社近辺だと、所々鮮やかな紅葉が望めました。

お土産、食事

お土産には大山名産の「大山こま」を買って帰ることに。「金子屋」さんでは、工房で手作りのコマを買い求めることができます。

直径2センチほどの手のひらサイズで、450円。くるくるとよく回ります。

食事は、名物の豆腐料理がオススメです。私が訪れたのは大山ケーブルバス停降りてすぐの「青木館」というお店。
よろしければコチラの記事もお読みください。

服装やその他注意点

最後に、注意点をお伝えします。

【服装について】
前の段落にも書きましたが、下社が標高700メートル。本社へは山道を歩いて標高1,252メートルの頂上まで、徒歩90分。
下社までだと、ケーブルカー利用もあって、普段着に歩きやすい靴程度で済みますが、本社まで登っていた方々は、みなさん山歩きの格好をしていました。

下社近辺は街中と大きな温度差は感じませんでしたが、着脱のできる上着があると便利です。

【混雑について】
私が訪れたのは2月下旬の日曜日で、さほど混雑はしていませんでしたが、以下のハイシーズンは特に混雑が激しいようです。

2020年の繁忙期
4月29日・5月2日~5月6日
11月1日・3日・7日・8日・14日・15日・21日・22日・23日・28日・29日
ー大山観光電鉄 ウェブページより引用

ゴールデンウイーク期間と、紅葉シーズン。バスの中、バス道路、こま参道、ケーブルカー、食堂。全てお客さんで賑わっていて通常期に比べて注意が必要。

なお、大山近辺は駐車場のスペースも少ないため、公共交通機関で行かれることをお勧めします。観光ガイドには、アプリもあるのでご参考に。

観光アプリ おおやまめぐりガイド

大山阿夫利神社、よろしければ是非一度おでけください。

所在地 神奈川県伊勢原市大山355
電話番号 0463-95-2006(受付時間 9:00~17:00)
ウェブページ 大山阿夫利神社

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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