「この人たちの時間を、私が預かるのか」はじめて部下さんを持ったとき

2026年10月19日 2026年10月20日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職22年の いくみ(@nesan_blogger)です。

はじめて部下さんを持ったとき、嬉しさよりも重さが先に来ました。

この記事では、その重さの正体と私が学んだことについて、経験を踏まえて解説します。

「この人たちの時間を、私が預かるのか」

管理職になってはじめての部署は、こじんまりとしていて部下さんは2人でした。

辞令を受けたときに浮かんだのは、嬉しさより先に、こんな言葉です。

「この人たちの時間を、私が預かるのか」

自分の仕事なら、失敗しても自分で取り返せます。残業してでも、やり直せばいい。

なのですが。

人の時間は、そうはいきません。

やり方を間違えれば、その人の1年が、まるごと変わってしまう。どこに配置するか、何を任せるか。その判断ひとつで、相手の時間軸が決まってしまうのです。

あのときの緊張を、いまでもときどき思い出します。

うまくいかないまま、終わってしまった関係

うまくいかなかった…色々あるけれど特に心のしんどさが大きかったことについて。

2人のうちのひとりは、私と同じくらいの経験を持った人でした。

先に管理職になったのが、私だった。

それだけのことなのに、そこから関係がうまくいかなくなりました。

仕事の話ならいくらでもできるのです。業務の相談も段取りの確認も、滞りなく進む。職種経験も豊富だったので、任せた仕事はきちんと返ってきます。

けれど、それ以上のところには入れなかったのです。

どう思っているのか。何を考えているのか。そこを聞こうとすると、すっと距離ができる。私のほうも、踏み込むのをためらっていたのかもしれません。

結局彼女はは、自分で希望して別の部署へ移っていきました。

あの距離だけは、最後まで縮められなかった。送り出したあとも、しばらく考えていました。

役職が変わると、関係も変わる

いまでも、何が正解だったのかは分かりません。

ただ、今になって思うに

役職が変わると、関係も変わる、ということを認識できていませんでした。

同じ仲間のつもりでいれば分かってもらえる。けれど私の立場は、もう変わっていました。評価する側になり、仕事を割り振る側になっていた。

そっか。目をそらしていたのは、私のほうだったんだ。

変わったことを認めたうえで、あらためて関係を作り直す。その手間をかけていれば、違ったかもしれません。

もちろん、認めたからといって、うまくいくとは限らないけれど、それでも、見ないふりをするよりはよかったはずです。

新しく管理職になった方へ向けては、こちらの記事にも書いています。合わせてお読みください。

最後にひとこと

その後、彼女は別の会社に転職していって、もう連絡を取る術もありませんが

どこかで元気にやってくれているのなら、それでいい。

もし次に会う機会があった時は声に出して伝えます。「最初の部下さんになってくれてありがとう」と。

元 プライム上場企業にて女性管理職22年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年、著者ミュージシャン。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で22年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちら → メルマガ登録はこちら