「9月30日で退職します」同僚からのメールで考えた、自分の引き際
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
長く一緒に働いてきた仲間が、一人、また一人と卒業していく。そんな知らせが、ここのところ増えてきました。
先日も前部署の同僚から退職のメールが届き、あらためて「引き際とはどうあるべきか」に思い至るのです。
同僚との思い出を交えて解説します。
「9月30日で退職します」前部署の同僚から届いたメール
「9月30日で退職します」
最近姿を見かけていなかったので、どうしているかしら。ちょうどそう思っていたところでした。
彼は確か、私と同い年か若干年下。再雇用になってからも管理職を続けていた仲間の一人でもあります。
その後はさらに上のポジションで活躍していましたが、色々あって部署が閉鎖されることになり、最後は大変だったのではないかと思います。
馴染みのメンバーの卒業は、やはり寂しいものです。
メールを読みながら、一緒に働いた日々が走馬灯のように蘇ってきました。

「私、あの人に物申してくる」困っていたときに見せてくれた気概
彼との思い出で、いちばん印象に残っていることがあります。
当時の私の上司が、なかなか難しい人でした。私をはじめ、部下さんたちもみんな困っていた時期です。
隣の部署を担当していた彼とは、たまたまあるプロジェクトでコラボすることになりました。そこで上司の様子を目の当たりにした彼が、こう言ってきたのです。
「ちょっといくみさん、私、あの人に物申してくる」
なのですが。
実際には、問題の根底が解決されたわけではありませんでした。
それでも、みんなが疲弊していたところで、こうした気概を見せてくれたことが本当に嬉しくて。自分の部署でもないのに、動こうとしてくれた。その一言に、どれだけ救われたかわかりません。
彼自身は、結構好き嫌いが分かれるキャラクターでした。でも私は、あの出来事があってから、ずっと彼を慕っています。
64歳の私が考える、引き際とはどうあるべきか

この記事を書いている2026年現在、私も64歳です。
弊社では、定年再雇用の雇用期限は65歳までが原則。規則からすると、あと1年というところです。
65歳を超えても勤務している社員も一定数いるので、その中に入るのか、規則どおりになるのかはわからないけれど、
周囲の仲間が去っていくたびに、自分の引き際を考えさせられます。
いつまで働くかも大事ですが、それ以上に、どんなふうに去るか。最後の日まで、どんな姿を見せられるか。
まだ、私の中に答えは見つかっていません。
それでも一つだけ、はっきりしていることがあります。去ったあとに思い出してもらえるのは、肩書きや役職ではなく、あの日の彼のような一言や振る舞いなのだということです。
働き方のこれからについては、こちらの記事にも書いています。合わせてお読みください。
最後にひとこと
いつかその時が来たとき、あの同僚のように「気概を持って最後まで仕事をした人だった」と思ってもらえるような去り方をしたい。
あらためて、そう心しています。
これからの彼の毎日が、穏やかなものでありますように。
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