いくみ@女性管理職＆ブロガー（ねーさん） こんにちは。女性管理職19年＆ワーキングマザー30年の いくみ(@nesan_blogger)です。
多くの女性が結婚や出産といったライフイベントによって、キャリアの継続に悩むことがありがち。私も同じでした。時にはキャリアの中断があったり、今いる職場では将来のキャリアプランを立てることが難しいと転職を考えたり…将来のキャリアについて迷っている方も多いでしょう。
この記事はそんな悩みをお持ちの人へ私の経験をお伝えしつつ「キャリアを諦めない」ということについて解説します。
キャリアの踊り場を乗り越える：一つの会社に留まる選択肢
キャリアを築く上で、常に前進し続けたくとも現実にはそう簡単ではありませんが、一つの会社に長く勤めることで、キャリアの伸びる時期と現状維持の時期をバランスよく経験できる場合があります。
私が現勤務先で女性管理職19年をやってこられているのが、この方法です。
管理職になったのは息子が小学校4年生の頃で、まだまだ手がかかる時期。時には仕事を優先できづらいこともありますし、そうした「踊り場」がその後幾度となく訪れました。
ですが、諦めずに続けることと、周囲に協力してもらえること（もちろん自分が協力できる時はお返しをして、一方通行ではないように心がける）そして、何よりも”スキルを磨いて成長をしたいという志”をもって行動してきて、今に至ります。
重要なのは、目の前の困難に立ち向かいながらも自分のペースで階段を登り続けることです。ライフイベントがあっても、踊り場を乗り越えてキャリアを継続することで、必ず新たな道が開けるもの。
私自身の経験からも、キャリアの踊り場を乗り越えることは可能だと言い切れます。
自分のスキルを磨き続けること、そして常に前向きな姿勢で挑戦を続けることが、成功への鍵なのです。
転職で新たなキャリアの道を見つける
一方、キャリアに行き詰まりを感じた時、転職は新たな視点をもたらす良い機会となることがあります。
しかし、転職を考える際には、自分が本当に何を求めているのかを見極めることが重要です。現状逃避のための転職は一時的な解決に過ぎず、むしろ、転職先でも同じような問題に直面する可能性が否めません。
私は前職において「ここでは自分がキャリアアップするチャンスが無い」と断念せざるを得ず（主な理由は、子育て中で残業ができない社員にはコア業務を任せてもらえなかったこと）、6年ほど勤務した後に転職を決意しました。
その後、「慎重に計画し、自分のキャリアビジョンに合致する新たな環境を見つけること」に徹して転職活動をした結果、現在の勤務先に恵まれたのです。
転職を成功させるためには、自己分析をしっかりと行い、自分の強みや弱みを把握することが必要です。また、新しい職場での適応力も求められます。自分のキャリアに新たな風を吹き込むために、時にはリスクを取ることも必要ですが、転職もキャリア継続のための良い方法と言えます。
独立・起業という選択肢
もう一つの選択肢として、独立や起業があります。
素晴らしい手段ですが、私自身は経験もなく近未来でその予定もありません。
代わりに、周囲の成功した起業家たちから学んだことを共有したいと思います。独立を考える際には、単なる現実逃避としてではなく、自分が本当に成し遂げたいことが何かを明確にすることが大切。
独立には多くのリスクが伴いますが、それ以上に大きな自由と可能性が待っています。
成功するためには、自分の強みを活かし、マーケットのニーズを的確に捉えることが求めらるでしょうし、経営の基礎知識やネットワーク作りも重要です。
独立を決断する前に、しっかりとした計画を立て、現実的な目標を設定することで、独立はキャリアの新たなステージとなるのではないでしょうか。
最後にひとこと
女性はライフイベントでキャリアが途切れがちですが、諦めず続けることで道は必ず開けます。
キャリアの踊り場に立ち止まっている方へ、焦らず自分のペースで一歩一歩進んでください。
私の経験が少しでも皆さんの励みになれば幸いです。
