こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
管理職になるタイミング。それぞれの勤務先ごとに昇進試験などの手順が定められている場合もあるでしょう。
形式論はさておき。
上司から「管理職をやってください!」突然言われることって意外と多いです。私の場合もこのパターンでした。
そんなときにどうすればいいの?3つのポイントで解説します。
「管理職をやってください!」突然言われたときの対処法
「管理職をやってください!」突然言われたときの対処法。
- 引き受けるか?断るか?の決め方
- 心配したことの9割は実際には起きない
- やりながら走りながら考えるでOK
さらに詳しくお伝えします。
引き受けるか?断るか?の決め方
まずは、そのオファーを引き受けるか?断るか?について。
もちろん、上司が部下に管理職のオファーをするには、本人のスキルや実績や可能性を考慮してのことに相違ありません。
一方、言われた側からすると「こんな自分で良いのだろうか?」「マネジメントよりも現場でまだまだ経験積みたい」
…etc.様々な思いが去来することでしょう。
やるっきゃない!と受け止めたら引き受ければ良い。
無理だ!と受け止めたら断ってもかまいません。つまり、自分ファーストで決めてください。
ただし。
チャンスの神様は前髪しかない…と言われるとおり、もし断ったとしたら次のチャンスはいつ来るかは不明。すぐに来るかもしれないし、ずっと来ないかもしれない。
どっちを選ぶか?繰り返しになりますが、自分の意志で決めれば良いのです。
心配したことの9割は実際には起きない
管理職に任命されるときに「なるぞなるぞー」…と、いわゆる”満を持して”的な場合って、案外少ないです。
むしろ「え?私?」ってビックリすることも多々。
評価してもらったことはありがたいものの、心の準備がすぐにできなくて不安で押し潰されそうになります。
でもね。
心配したことの9割は実際には起きないって言われますから。先々のことを案じて心を痛めなくてもよし。
やりながら走りながら考えるでOK
とはいえ、いきなり管理職を任されてどう立ち回れば良いのだろう?
私と同じような状況に遭遇した後輩が「管理職とは?みたいな研修してもらわないとイキナリ任命されても困る」と言っていました。
果たしてそうでしょうか?
もちろん研修も大事ですが、所詮研修は研修。理屈やノウハウを学んだからって実際にやってみないことには何が起こるか解らないもの。
最初から完璧にできる人なんていません。
やりながら走りながら考える。トライアル&エラーを繰り返しながら、自分ならではの管理職道を確立していく。
行動あるのみです。
管理職をやってください!突然言われた私の経験
冒頭にも書きましたとおり、実は私もこのパターンで管理職ライフをスタートした1人です。
管理職のポジションって幾つもあるわけじゃないですから、ポジションが空いて突然自分に矛先が向いた…そんな出来事。
当時部署のリーダーが突然退職することになり、上司から「ねーさん、後任頼む」と言われたのです。
実はその頃は「管理職になってバリバリやるぞぉ〜」などと、もの凄く意気込んでいたわけじゃなく、そうなれたらいいなぁくらいの感覚でした。しかしなぜか?迷わず「やるっきゃない!」と思えて、二つ返事で引き受けました。
部内に同じようなキャリアの同僚もいて「ねーさんが管理職?なんで??」と疎まれたりもしましたが、そんな外野の声を気にしている場合ではありません。
繰り返しになりますが、とにかくやるっきゃない。
社内のイントラネットに各月の人事情報を掲示しているページがあるのですが、私の氏名や部署名と共に「管理職」の記載を目にしたときは、じわーっと感慨深さが込み上げてきたものです。
管理職 引き受けて苦労したことはあれど、後悔したことはない
その後も決して順風満帆だったとは言い難く、あっちこっち壁にぶつかりながら、色々と失敗もありました。
失敗するから成長もある。
「ねーさん、頼む」と当時の上司から言われて引き受けた。その後苦労したことはあれど、後悔したことはないです。
管理職、上手くいかないなぁ…と悩んだときの対処法については、コチラの記事をどうぞ。