こんにちは。通勤で小田急電鉄を利用して35年の いくみ(@nesan_blogger)です。
通勤帰りにしょっちゅう立ち寄っていた「小田急百貨店新宿店」残念ながら再開発のため、2022年10月2日を以って営業終了となってしまいました。
何せ35年。服・靴・バッグ・アクセサリー・化粧品など身の回りの物を買うときもかなりこのお店を利用してきましたが、主婦業をやるようになってからは、デパ地下での食材購入がいちばんの楽しみ。
いくつかのテナントは同年10月4日から、隣接する「新宿西口ハルク」でリニューアルオープンとなるようですが、残念ながら引き継がれないお店もあります。
この記事では、私が利用していた、小田急百貨店新宿店・オススメのデパ地下店舗3つについて、10月2日当日に訪れてきた画像とともに、ご紹介しています。
小田急百貨店新宿店・オススメのデパ地下店舗3つ
どのお店が引き継がれてどのお店が終了なのかは明確に知らされてはいませんが、引き継がれるお店にはこのような掲示がありました。
今回ご紹介する3店はどれもこの掲示を見かけなかったので、残念ながら終了となってしまう模様です。
トロワグロ
フランスのミシュラン三ツ星レストランの味を楽しめる店として1984年にオープン。フランス国外では小田急百貨店でしか展開していなかった唯一店。
ここのパンが絶品で、特にいつも買っていたのが「フレンチ オ レザン」バケットにレーズンが織り込んであって、2分の1サイズも用意されているのが家族2人だとありがたい。しかも、お値段も税込248円(2022年10月現在)とリーズナブル。
食べやすい大きさにカットしてもらうことも可能で、夕食のおかずにチーズやワインとともに楽しむのが好きでした。
黒毛和牛 腰塚
「極上コンビーフ」が看板商品のこのお店。東京都内・神奈川県内にいくつか店舗がありますが、ちょっと贅沢なおうちごはんを楽しみたいときには、コンビーフやメンチカツ。どれも名前の通り「極上」でとにかく美味しいのです。
詳しくは別記事に書いていますのでコチラもご覧ください。
浅草今半
牛肉佃煮など黒毛和牛の加工品や、すき焼き店を展開する「浅草今半グループ」のお弁当を販売しているお店。都内の百貨店を中心に売り場が随所にありますが、通勤帰りに寄れるから小田急新宿店の浅草今半が便利。
今日は疲れちゃったからお弁当にしようかなぁというときには、和のシンプルなメニューが嬉しい。遅い時間だと売り切れてしまうことも多いですが「黒毛和牛 牛バラすき焼弁当」は、ネギやこんにゃく、焼豆腐などの付け合わせもバランスよくて重宝していました。
小田急百貨店新宿店の今後
私はJR線から小田急線に乗り換えているので、JRの西口改札を出たところすぐにデパ地下売り場へのエレベータがあるのが助かりました。
2022年10月3日以降の営業時間等についての案内。
店舗の1階部分では移転に際しての案内とともに、イベントも開催されていました。
「閉店ではなくてリニューアルです」と随所に強調されていましたが、今の建物は残念ながら解体されてしまいます。
「新宿西口ハルク」は向かい側すぐにありますが、やはりこれまでの「新宿駅直結」のロケーションとは変わってしまうのが残念。
エレベータホールも木目や大理石調をあしらっていてなかなかにゴージャスでしたが、コチラも残念ながら見納めです。
最後にひとこと
「百貨店」って私の世代にとっては、子供の頃から親に連れられて訪れるのを楽しみにしていた夢の場所とも言えます。
コロナ禍の影響などもあって、経営が厳しい状況にもあることでしょうが、長年贔屓にしていた建物が姿を消してしまうのは残念です。
小田急新宿店は、東京五輪が開催されて日本が高度経済成長期の好況に沸く1967年、新宿西口広場の再開発とともに全館営業を開始。本館はパリ万博日本館などを手掛けた坂倉準三による建築で、14階建てと当時としては珍しい高層の百貨店として、変化する街の象徴になった。世界一の乗降客数を誇る新宿駅直結の立地を生かし、百貨店全盛の1991年度には売上高1784億円を記録。しかしこれをピークに下降線をたどり、コロナ禍もあって2022年2月期は635億円まで落ち込んだ。
ーWWDJAPAN Webページより引用