こんにちは。2020年春の新型肺炎に伴なう緊急事態宣言に心配が募る いくみ(@nesan_blogger)です。
このブログを書いているのが2020年4月7日。当日夕方にでも指定地域への「緊急事態宣言」発令の可能性…と報道から伝わってきています。
そんなとき、購読している某メルマガが送られてきました。
「緊急事態宣言が発令します」
いやいや、まだ発令前でしょ。しかも「発令します」じゃなくて「発令されます」でしょ。
情報発信をする側として大事なこととは何だろう?受信する側はどうすればいいのだろう?
特に非常時であった場合は。
あらためて気づいたことを紹介します。
この記事で伝えたいこと
まず、この記事で伝えたいことについて。
【1】発信する側は、言葉の端々まで気を配る必要がある
【2】受信する側は、情報を自分の尺度で取捨選択をするとよい
【3】ネガティブなことを煽ろうとする情報源には近づかない
さらに詳しく書きます。
発信する側は、言葉の端々まで気を配る必要がある
受け取ったメルマガを見てしみじみ感じました。
何かを発信しようとするならば。言葉の端々まで気を配る必要があるのだと。
このメルマガの発信者をどうこう言うつもりはありませんが、
「発令します」と言う強い表現、しかも「されます」じゃなくて「します」ってわざと書いているんだろうか?
違和感を禁じ得ません。
だから今、テレワークやzoomでの交流を我が社は率先しています。
このことを一番言いたかったようですが、もうちょっと言葉に配慮すべきではないか?
せめて「発令します」ではなく「発令される見込みだと報道されています」と書いて欲しかった。
受信する側は発信する側よりも、よりセンシティブになっているもの。
その後、確かに「緊急事態宣言」が発令されました。とはいえ、発令前に何かを発信しようとするならば、細心の注意を払うべきです。
受信する側は、情報を自分の尺度で取捨選択するとよい
非常時ともなると特に、発信する側は自分たちの強みを伝えるのに必死になっちゃいがちで、ついバイアスがかかってしまう。
仕方ないのかもしれません。
また、新しい情報をいち早く伝えたいという焦りも募ってしまうから、事実なのか予想なのかがごちゃごちゃになってしまうこともあるでしょう。
受信する側は、こうした状況を踏まえつつ自分の「見極めポイント」を発動して、取捨選択する。
人それぞれにそのポイントは異なるだろうから、
自分が何を軸として何を重要だと考えているか?その心の声に沿って判断するとよいです。
ネガティブなことを煽ろうとする情報源には近づかない
一方、ネガティブなことを煽ろうとする情報源もあります。
2020年新型肺炎流行での「トイレットペーパー欠品騒動」も、まさにそうした流れだったと感じます。
テレビだったりSNSだったり、情報が氾濫しまくっている現代社会。
人を応援しよう、人のために何かの役に立ちたい…というホスピタリティ溢れる情報も数多くありますが、残念ながら話題の発信源として影響力を持ちたい…という、ある意味自己中心な情報も存在します。
この媒体はネガティブなことを煽ろうとしているのではないだろうか?
少しでもそう自分が感じたのならば、見ない、聞かない、近づかないのが、心の健康を保つためにも良策です。
最後にひとこと
こんなことを思っていたところ、いみじくも職場のボスからメッセージがきました。
こういう状況になって自分を見つめ直して思うのは、メールやチャット、zoomやSkypeで、それぞれに思っていることをちゃんと伝えきれているか?会話をより丁寧に工夫したり、お互いにさらに歩み寄ったり、いくらでも心がけてみましょう。
私がこの記事で伝えたいことと、どこかシンクロしていて驚きました。
職場であっても公共のメディアであっても。
「伝える」ということの大切さは同じなんですよね。
情報というのは、事実なのかそうでないのか?自分たちでキャッチアップすることも大切ですが、
何よりも。
この緊急事態が少しでも早期に緩和されることを願って止みません。