隣チームのUさんが、我がチームの席にやってきました。
ある事案についての打ち合わせでしたが、話を終えたあと「ふー」。
っと、ため息をついています。
「どしたん?」訊ねてみると。
なんでも、新しく入ってきたメンバーに、彼女がメインで手がけているプロジェクトを引き継ぐようにと、ボスから言われたとのこと。
とくに理由も説明されなかった模様。
そんなー。
そのプロジェクトはそれこそ、Uさんが汗水流してやっと取れた案件。
稼働した後も様々トラブルあり、その都度クライアントさんと調整してクリアにして。
Uさんがあってこそのプロジェクト。と言っても過言ではありません。
ボスの口ぐせは、
「誰がやっても同じようにできることが大事。」
いや、理屈ではそうだけど。
人間だもの。それまでの道のりとか思いとか、必ずあるでしょうに。
それを、イキナリ引き剥がすって、どうなん?
加えて、最近リニューアルした販促資料に手違いあり、クライアントさんからお叱りを受けてしまった‥との件も重なってしまったそうです。
Uさん「途中までしか情報が下りてこなくって。蓋を開けたらこんなんなっちゃってたんです。でも、謝るのは私‥」
と、また、ため息。
「モチベーションって、こうやってドンドン落ちてゆくのですよね。」
その一言に、ハッとさせられました。
ワタシは、
- 部下さんたちのモチベーションを下げることをしてやしないか?
- ちゃんと信頼して任せられているだろうか?
- 必要な情報を適切に共有できているか?
- 自分が先頭立って謝っているか?
自問自答。
これを常に怠らないようにせねば。
あらためて気づきました。
Uさん、大丈夫かなー?
モチベーション、持ち直すといいのにな。
大切なことを教えてくれて、ありがとね。
自分のチームメンバーじゃないのがもどかしい。
とりあえず、ランチをご一緒して話しの続きを聴かせてもらいました。
さて。
次は隣チームのボスに体当たりしてみるとしよう。