「言わなくても分かってほしい」が伝わらない理由と、短く伝えるコツ
こんにちは。女性管理職22年の いくみ(@nesan_blogger)です。
言わなくても分かってほしい。そう思ったことは、ありませんか。私はあります。正直、いまでもときどき思います。
この記事では、その願いがなぜ届かないのか?と短く伝えるコツについて、私の経験を交えて解説します。
同じ部屋にいても、見ているものが違う
残念ながら、察してもらえることは、ほとんどありません。
理由は単純で、相手にはこちらの事情が見えていないからです。
同じ部屋にいても、見ているものが違う。こちらが抱えている締め切りも、朝からの出来事も、相手の視界には入っていません。
なのですが。
こちらとしては、きっと気づくはずだ、と思ってしまう。
そして厄介なのは、ここからです。
察してもらえなかったとき、人は「分かってくれない」と相手を責めます。
伝えていないのに、伝わらなかったことで怒ってしまう。
どちらも悪くないのに、関係だけが静かに傷ついていくのです。
責められたほうは、心当たりがありません。言われていないのですから、当然です。

察してほしくなるのは、甘えではない
察してほしくなるのは、言うのが苦手だからではないと思います。
言わなくても分かってくれる相手であってほしい。そういう願いなのです。
だから、親しい相手にほど強く出ます。部下さんにも、家族にも。この人なら分かってくれるはず、と。
甘えではなく、期待の形のひとつ。近い相手ほど、言葉を省きたくなるのかもしれません。
ただ、その期待は相手には届いていない。
心の中の期待は、相手から見えないのです。
私にも覚えがあります。手いっぱいの日に、何も言わずに黙々とやっていて、誰も手を貸してくれないことに苛立ったことが。
そっか。私、言っていないんだ。
気づいたときには、こちらが勝手に線を引いて、勝手にがっかりしていただけでした。
部下さんの側から見れば、いつもどおり仕事をしている上司にしか見えなかったはずです。
言い方は、短くていい

では、どうすればいいでしょうか。
伝えるのは、短くてかまわないです。
・いま、ちょっとしんどい
・これ、手伝ってほしい
・今日は、そっとしておいてほしい
理由も、背景も、いりません。事実と、してほしいことだけ。
長く説明しようとすると、言い出すのが億劫になります。だから、ひと息で終わる長さにしておく。
言ってしまえば一瞬なのに、察してもらうのを待つと、何日もかかります。その何日かのあいだに、相手への気持ちが少しずつ冷えていく。それがいちばん、もったいないのです。
もちろん、言いにくい相手もいます。頼むのが申し訳なくて、飲み込んでしまう日もあります。
それでも、言わずに責めるよりはずっといい。
伝わらなさについては、こちらの記事にも書いています。合わせてお読みください。
最後にひとこと
察してもらえた日のことは、よく覚えています。だからこそ、期待してしまうのでしょう。
それでも、言葉にしたほうが早い。
まずは、ひと言だけ先に伝えてみる。ぜひ心していきます。
元 プライム上場企業にて女性管理職22年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。