上手く撮れた動画を、投稿しなかった理由|自慢がお届けに変わる順番
上手くいったことを、すぐ誰かに知らせたくなる。勢いで投稿して、あとで少し気まずくなる。そんなこと、ありませんか。
つい最近、よく撮れた動画を投稿しなかった話から、同じ中身が自慢になるときとお届けになるときの違いについて、
私の”やらかしかけたこと”を交えて解説します。
上手く撮れた動画を、すぐに投稿したくなった

この記事を書いている2026年。11月の「著者ミュージシャンライブ」に向けて、ジャズピアノの巨匠 チック・コリアの「Spain」を練習しています。
私にとってものすごくハードルの高い難曲なのですが、一生懸命練習してある程度仕上がってきたかな、と思えてきて。
練習の様子を動画にしようと試みたところ、自分でも驚くほど上手く撮れたのです。
そうなると、すぐにSNSに投稿したくなってしまいました。
私自身が”猪突猛進”な性格なので、これまでも「いいな」と思ったものはすぐさま投稿してきました。思い立ったら、その日のうちに。
勢いで発信できることは、私の強みでもあると思っています。迷っているうちに熱が冷めてしまうくらいなら、勢いのあるうちに出したほうがいい。長いことそう考えてきました。
なのですが。
今回はなぜか、ふと手が止まりました。
投稿の手が止まった理由
このライブは、ありがたいことにチケットが完売しています。
もしSNSで動画を見て「生で聴きたい」と思ってくださっても、その手段がないのです。せっかく心が動いた方を行き止まりにお連れしてしまう。
それに、ライブに来てくださる方のことも浮かびました。
あの曲をどう弾くのか、当日のお楽しみとして取っておきたい。先に見せてしまうのは、少し違う気がしたのです。
同じ動画なのに、出すタイミングひとつで、喜ばれるものにも、気まずいものにもなる。
そっか。私、中身のことばかり考えていたんだ。
誰に届くのかを、そこまで考えていませんでした。

誰に、いつ届けるか 出す順番を変えるだけでいい
そこで、こんなふうに分けてみました。
・身近な方には、先にそっとシェアする
・広い場への投稿は、ライブが終わってから考える
出す順番を変えるだけで、ただの自慢が「お届け」に変わる気がしたのです。
だから勢いは残したまま、投稿の前に一呼吸おくことにしました。
「これは誰に一番喜ばれるだろう?」
そう問いかけるだけで、発信の仕切りができます。
これは仕事でも同じかもしれません。部下さんへの伝え方も、内容だけでなく誰にいつ渡すかで、受け取られ方が変わりますからね。
ピアノを再開した経緯は、こちらの記事に書いています。合わせてお読みください。
最後にひとこと

Screenshot
自分自慢は、時とタイミング。
言葉にすると当たり前ですが、勢いのあるときほど忘れてしまいます。
ライブが終わったら、あらためてお知らせさせてください。そのときは、堂々と自慢しようと思っています。