部下さんの退職が辛すぎて10年引きずった私が、再会で気づいた大切なこと
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
あるイベントで10年位前に退職した2人の元部下さんとバッタリ会いました。
その2人はたまたま今は同じ会社で働いているとのこと。懐かしさも込み上げてきたけれど、でも、同時に苦い思いも…。
解説します。
無理やり辞めていった元部下さん
なぜ「苦い思い」なのか、と言いますと
期せずして2人ともある意味”無理矢理辞めていった”からなのです。
1人目は新卒さんで、いちから指導してどんどん成長していってくれる姿がとにかく嬉しくて。
将来を担ってほしいと期待していた方でした。
なのですが、経験もかなり積んできていたとある時。
突然に「給料が安い」「やりがいが持てる仕事じゃない」……などと文句を言われ、捨て台詞のように「やりたいことができそうな会社が見つかった」と去っていってしまったのです。
育てて信頼していた相手だったので、”後ろ足で砂をかけられた”とはまさにこのこと。悲しくなってしまいました。
もうお1人は、そもそも経験豊富なキャリア採用で、リーダーとして活躍されていたのですが、ある新しいプロジェクトにアサインしようとしたら「やりたくない」と拒否され「裏切られた」等とアレやコレやと文句を言われて、やはり辞めていきました。
会社ですからね。やりたい仕事だけに就いてもらうことではもちろんありませんし、どのプロジェクトに配属するかは「希望制」ではなく「業務令」として決める必要のあることも多いですから、いきなり「やりたくない」と言われたところで取り付く島もありません。

10年経っても苦しさが残っていた
こうした出来事、正直10年経った今でもそのときの苦しさが残っていたこと、あらためて思い出しました。
とはいえ。
再会した2人は、穏やかな表情をしていました。「あの時はすみませんでした」とは当然ながら言われなかったけれど、「久しぶりです!」と笑顔で話しかけてくれて。
その瞬間、ふと気負いのようなものがほぐれたのです。
給料が安いと言った彼女は、もしかしたら生活に困っていたのかもしれない。
プロジェクトを拒否した彼女は、既に限界だったのかもしれない。
一方的に文句を投げかけられたと思ったけれど、実は彼女たちには苦渋の思いがあったのかもしれません。
人が辞めない組織づくり、大切だけれど難しい

部下さんの退職と別れは本当に辛いです。加えてネガティブな形で去られた時は、心の傷も残ります。
「あんなにサポートしてきたのに」「あんなに期待していたのに」そんな「のに」ばかりがクローズアップされてしまう。
なのですが、10年という時間が「ずっと拘っていなくてきっといいんだ」と気づかせてくれたのです。
2人と少しだけ話をして昔話は出なかったけれど、「元気そうで良かった」とお互いに伝え合い、そして名刺交換をしました。
退職を決めようとするときに、何が引き金になったのか?何が決め手になったのか?
上司がそれを引き止めることはなかなか難しいものもあって、そもそももちろん「人が辞めない組織づくり」のためには常に努力をしていく必要もあります。
それでも退職する人はゼロにはならないし、これからも辛い別れの場合もあるかもしれない。
何十年と管理職をやってきていても、常に難しさを実感します。
最後にひとこと
辞めていった部下さん、なんとなく会いたい気持ちや会いたくない気持ちや、色々とごちゃ混ぜな感情も湧き出てきましたが、とにかく彼女たちとある時期に共に過ごしてきたのは事実。
人の縁とは不思議で、そして深いものです。
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