メールに書けない用件がある——取引先の電話が教えてくれたコミュニケーションの本質
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
最近出会った取引先さんから、電話がかかってきました。
昨今は用件をメールでやりとりすることが主で、よっぽど緊急とかじゃないと、電話はほぼ使わなくなっていますから不思議でなりません。
その後電話で話しをして理由が分かりました。
先方が記録に残したくなかったのです。
解説します。
お電話でお話ししたいのです、その意図は?
実はその時は電話に出られず、以降外出だったので、メールで用件を書いてもらうように返信したところ。
「お電話でお話ししたいのです」
わざわざなんだろう?ややこしいなぁ。
そして、ちょうど金曜日だったため週を持ち越して、今日あらためてこちらから電話をかけました。
すると。
「先日少々お伝えしたこと——ある導入事例にたま貴社のビジネスパートナーさんもかかわっていて、よかったらそのパートナーさんにも相談してみてください。とアドバイス差し上げた件、いったんナシにしてもらえますか? 守秘義務上の配慮を怠っていました。」
なるほど。意図がわかりました。
だから電話なんだ。つまり、記録に残らないことが必要だったということ。

慎重を期すことと、慎重すぎることと、塩梅が難しい
取引先さんでも、上司と部下でも、リアル面会だからこそ話せる「ここだけのオフレコね」ってなこと、ありますよね。
たしかに、メールだと残っちゃう。
それをたてに、あとから何かあった時に「こう言ったじゃないですか!」と責めるつもりもありませんが、相手にとっては不安なのかもしれません。
メールは記録に残るし後から見返せるし、相手が今出られるだろうか?という時間を気にせずやりとりもできる。便利な反面「記録に残したくないことは書きにくい」という懸念は確かにあります。
情報のやりとりには慎重を期すこと、それも大切。でも、慎重しすぎるとギクシャクしかねないし…その塩梅は難しいものです。
リアルならでは共有していけるコミュニケーションのあり方

結局、このあたりって信頼関係がどれくらいあるか?ということにも繋がるのですよね。
ある程度関係性があれば、柔軟でよい点もありますが、今回の取引先さんはまだ初めてお会いしたばかりなので、慎重を期すことを重んじたのでしょう。
そして、この出来事をきっかけにして、ちょっと異なる事象ではありますが気付いたことがあります。
最近は主流になりうつある「リモートミーティング」。
その便利さに頼るばかりでなく「リアルミーティング」もそれぞれに良さを活用していくことも大事。
なかには"記録に残せない、けれど、重要なこと"だってありますから、リアルならでは共有していける、コミュニケーションのあり方とは奥深いものです。
一部上場企業にて女性管理職21年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。