メールに書けない用件がある——取引先の電話が教えてくれたコミュニケーションの本質

2026年3月15日 2026年3月16日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

最近出会った取引先さんから、電話がかかってきました。

昨今は用件をメールでやりとりすることが主で、よっぽど緊急とかじゃないと、電話はほぼ使わなくなっていますから不思議でなりません。

その後電話で話しをして理由が分かりました。
先方が記録に残したくなかったのです。

解説します。

お電話でお話ししたいのです、その意図は?

実はその時は電話に出られず、以降外出だったので、メールで用件を書いてもらうように返信したところ。

「お電話でお話ししたいのです」
わざわざなんだろう?ややこしいなぁ。

そして、ちょうど金曜日だったため週を持ち越して、今日あらためてこちらから電話をかけました。

すると。

「先日少々お伝えしたこと——ある導入事例にたま貴社のビジネスパートナーさんもかかわっていて、よかったらそのパートナーさんにも相談してみてください。とアドバイス差し上げた件、いったんナシにしてもらえますか? 守秘義務上の配慮を怠っていました。」

なるほど。意図がわかりました。
だから電話なんだ。つまり、記録に残らないことが必要だったということ。

慎重を期すことと、慎重すぎることと、塩梅が難しい

取引先さんでも、上司と部下でも、リアル面会だからこそ話せる「ここだけのオフレコね」ってなこと、ありますよね。

たしかに、メールだと残っちゃう。

それをたてに、あとから何かあった時に「こう言ったじゃないですか!」と責めるつもりもありませんが、相手にとっては不安なのかもしれません。

メールは記録に残るし後から見返せるし、相手が今出られるだろうか?という時間を気にせずやりとりもできる。便利な反面「記録に残したくないことは書きにくい」という懸念は確かにあります。

情報のやりとりには慎重を期すこと、それも大切。でも、慎重しすぎるとギクシャクしかねないし…その塩梅は難しいものです。

リアルならでは共有していけるコミュニケーションのあり方

結局、このあたりって信頼関係がどれくらいあるか?ということにも繋がるのですよね。

ある程度関係性があれば、柔軟でよい点もありますが、今回の取引先さんはまだ初めてお会いしたばかりなので、慎重を期すことを重んじたのでしょう。

そして、この出来事をきっかけにして、ちょっと異なる事象ではありますが気付いたことがあります。

最近は主流になりうつある「リモートミーティング」。
その便利さに頼るばかりでなく「リアルミーティング」もそれぞれに良さを活用していくことも大事。

なかには"記録に残せない、けれど、重要なこと"だってありますから、リアルならでは共有していける、コミュニケーションのあり方とは奥深いものです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら