逃げ出したかった取引先が私を一番成長させた|厳しいクライアントとの向き合い方

2026年3月6日 2026年3月8日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

前部署でお付き合いのあったあるクライアントさんのこと。

全社的に大きな取引をさせてもらっている、いわゆるトップクライアントの一社。そして、とても厳しいことで有名でした。

悔しい思いも色々とありましたが、厳しさのおかげで鍛えてもらったこともあったのです。

解説します。

必ず聞かれる「あなた自身のお考えは?」

このクライアントさん、何かを提案する時その内容に関してだけでなく、必ずこう聞いてくるのです。

「で、御社のお勧めポイントはなんですか?」
「部署の責任者として、この提案についてのあなた自身のお考えは?」

ある意味、こちら側の意見や考えを必ず質問してくる。そして、その答えが曖昧だと、容赦なく突っ込んでくる。

おそらく、この会社さん自体が日頃からそれぞれの意見や考えを常にお互いにシェアし合うという社風だからなのかもしれません。

何人かカウンターパートの人たちがいましたが、みなさん異口同音に同じような訊ね方をしてくるからです。

自分たちの考えや、さらに広げて言うとビジョン。そうしたことを社内外問わず伝えていくのは、意外とやっているようでやっていなかったりします。

厳しいクライアントさん、逃げられない

でも、このクライアントさんと接していると逃げられません。「会社の方針としては……」という言葉では済まされない。「あなた自身は、どう考えているのか」を、必ず問われる。

大きな取引先さんですから、コミュニケーションする機会もとても多くて、そのおかげで、私だけでなく関わるチームメンバーのみんなも鍛えてもらったと言えます。

ただ、「厳しいクライアントさん」というのは、昨今ともするとカスハラ的に捉えられてしまいかねません。実際に、このクライアントさんの中にもとりわけ言葉遣いの厳しい方がいて、実際にそうした事態に遭って悔し涙に暮れてしまったり、バシッとやられて「もうこのクライアントさんは勘弁…」と逃げ出したくなったことも何度もありました。

でも、今思い返すと、感謝の思いが溢れてきます。

厳しさには二種類ある

あのクライアントさんがいなければ、私は成長できなかった。「自分の考えを持つ」こと、「それを言葉にして伝える」こと、「曖昧な答えで逃げない」こと。そうした姿勢を叩き込んでもらいました。

厳しさには、二種類あると思います。

相手を見下してマウントを取るための厳しさ。それはもう、ハラスメント以外の何物でもありません。

一方で、相手を対等なパートナーとして、もっと良くなってほしいと願うからこその厳しさ。ある意味愛情だと言い換えることもできます。

このことを教えてくれたのも、あのクライアントさんがいてくれたからこそです。

最後にひとこと

現在の部署に異動した後は、残念ながら接する機会は無くなってしまいました。

カウンターパートとしてお世話になった方々のほぼ全員、風の便りに聞くと定年退職されたり転職されたり、もうその会社には在職していないようで寂しい限りですが

鍛えてくれたクライアントさんとの出会いは、今でも私にとっては財産です

一部上場企業にて女性管理職21年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら