こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
2024年10月1日を以って、女性管理職20年になりました!
当日、Facebookで投稿したところ、たくさんの方々からお祝いメッセージをもらえてとっても嬉しい。
せっかくならばと、このブログでもシェアさせてもらいます。
管理職スタート 20年前の始まり
それは、2004年9月に入ってすぐくらいのこと。
ボスから呼び出されて「いくみさん、来期から管理職をお願いします」(我が勤務先は9月決算で、10月が期始めなのです)と言われました。
ずーっと管理職を目標にしていたので、めっちゃ嬉しい!!って反面、最初はドッキリカメラではないか?(職場でそんなことあるワケもないですが、笑)などと、にわかに信じられず…
でもジワジワと喜びが湧き上がってきました。
ヤッター!!念願の管理職になったー!!
なのですが、その嬉しさもしばらくしたら、逆に緊張や不安に取ってかわられそうに。
と、いうのも、私より一年後輩が同じチームに居て、バックグラウンドがたまたま似通っていたこともあり、良きライバルでお互いに切磋琢磨する仲間でした。
私の昇格が発表された後、面と向かって私に対して、ではなく、周囲の人たちへのおしゃべりのなかで
「いくみさんが管理職だってさーー!へぇー。」
と揶揄されてしまい、それがもちろん漏れ伝わってきたからです。
彼女はよっぽど気に食わなかったようで(おそらく、自分の方が先に管理職になるべきだ、と思っていたらしい)表面上はお互いに無難なお付き合いをしてはいましたが
その10年後くらいに本人が退職するまでずーーっと、なんとなく、その感覚を持たれていたように感じます。
今となってはもう会うこともないので、確かめようがありませんが。
ま、管理職初心者ですから、当然どんなパフォーマンスが発揮できるか未知数だし、へぇー。と思われるのも仕方ありません。
スタート以降、不安や緊張を気にしている暇もない
なのですが、頑張るぞー!と意気込んでいた反面、不安も緊張もいっぱいいっぱいだったので、この出来事がさらにプレッシャーになったものです。
とはいえ。
目の前に次々とやってくる課題やら事件やらで、そんなこと気にしてる暇もない。
「管理職研修」で教わった、やり方や在り方などの理屈とか理論とかが、あまり役立たず…
とにかく現場第一&人の気持ち第一をモットーに必死でやっていきました。
すると、だんだんと色んなことができるようになり、部下さんたちから慕ってもらえるようになり。
手応えややりがい、自分の成長や、何よりも「マネージャーとして、経済を回している」という実感を持てるようになってきました。
いいことばかりじゃない、それでも続けてこられたワケ
楽しさや、やりがいや、いいこともたくさんありましたが
苦しいこと、逃げ出したいこと、叫びたいことも、多々。
それでもこうして続けてこられたのは、やっぱり「管理職になる」と20代の頃からずっと目標にしていて果たせたことだから。
そして、ありがたいことに歴代の各上司からたくさんの励ましとチャンスをもらってきたこと。愛すべき部下さんたちに恵まれたこと。
20年…実はまだ実感が持てていないのですが、続けてきてよかった。
これからもまだ、我が管理職道は続きます。
背中にいる後輩たちの役に立ちたい
前書きでもお伝えした「Facebook投稿」
返信をもらったなかに"多くの悩める女性管理職の方の希望と勇気になりますね"とのメッセージがありました。
自分が経験してきたことが、背中にいる後輩たちの役に立てたら嬉しい。
この想いでブログを始めて、そして、それが本にもなって…これからも、本業を続けていくことのみならず、発信し続けることも止めない。
余談ですが、私より全然凄い女性管理職の方々もたくさんいるのに、意外と発信している人って少ないんですよね。
微力な私かもしれないけれど、だからこそこれからもアウトプットしていこう!
このメッセージをもらって、あらためて心しています。