元部下さんの旅立ち 寂しさを感じるけれど、きっとまた会える【女性管理職の仕事日記2019.9.17】

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前部署の元部下さん。長年出向していて、つい最近帰任したところでした。

とある日、勤務先のエレベーターでバッタリ。
元気そうな姿に嬉しくなって、もう、なりふり構わずに「元気~?元気~?久しぶりだね~!」
と連呼してしまった私。

「わー。ねーさん!やっと会えましたね。
なのですが、すみません…私退職することになりました」

えーっ、せっかくまた会えたのに。残念だわー。

人とのご縁って、出会いと別れの繰り返し。
今回はそんなお話です。

新卒さんからのお付き合いで、早13年

この元部下さん。

我が社に新卒さんとして入社してきたのが、2006年のこと。
以来一貫して同じ業務に取り組み、ここ数年はプロジェクトの責任者を務めていました。

些細なことでも、いつもなんでも報告してくれる。
困難に直面しても、常に冷静で客観的な意見が、管理者の私にとっては本当にありがたかったものです。

娘を嫁に出すような感慨

そんな彼女から、結婚の報告をもらったのが、2015年頃。
幸せそうな姿に、思わず私も「娘を嫁に出すような」感慨に浸ったものです。

リーダーシップを取っている業務がずっと繁忙で、新婚さんだというのに、残業続き。
「ご家庭のほうは大丈夫かしら?」と声をかけても「なんとかしまーす」アッケラカンとした返答に、かえって心配になっちゃったりして。

そうこうしているうちに、私が部署異動をしたため、お別れとなってしまいました。

夫さんの海外勤務で旅立つことになった

そして、この度の再会。
喜びも束の間、夫さんの海外勤務で退職することになったと報告をくれました。

昨今、在宅勤務が浸透している我が社。
海外であっても、在宅で続けることもアリだけど…と提案してみる。
「そうなのです、今の上司からもいわれたんですが、夫の勤務先の規定で、海外勤務に帯同する家族は職に就くことができないのです。」

そうなんだ。色々決まりがあるものね。

でも、夫さんの栄えある旅立ち。
寂しいけれど、おめでとう。

エレベータ内での、ほんの短い間の再会だったけれど、話しができて良かった。

今日の一言

そして、アメリカに向けて飛び立って行った彼女。

人とのご縁は、出会いと別れの繰り返し。
きっとまた再会することもあるに違いない。

そのときまで、私もまだまだ引退するわけにはいきません(笑)

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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