本田健さんの2018年3月新刊「大富豪からの手紙」。
”人生でいちばん大切なもの”についてを「祖父から孫へ」の手紙をもとに、物語形式でとてもわかりやすく教えてくれる書です。
2018年5月11日に東京都内で出版記念講演会が開催され、ワタシも参加することができました。
シンクロニシティ
「大富豪からの手紙」
大富豪であった祖父(泰三)が「お金」という目に見える資産を残すのではなく、「英知」という目に見えない資産を「9つの手紙」として残してくれた。
孫である主人公(敬)はその手紙をひとつひとつ読み進めながら、”最高の人生”を探す旅へと出てゆきます。
一環して流れているメッセージ。それは「シンクロニシティ」(一見偶然に見える、意味のある必然)。
とくに象徴的な泰三のひとこと。
すべてのことには意味があって自分を幸せにするために起こっている。
そうなんですよね、偶然でなく必然。いろいろなところで教えてもらうことではありましたが、本書では、それを体現してゆく過程を「敬の旅」を通して活き活きと語ってくれるのです。
シンクロニシティをキャッチアップ
出版記念講演会では「シンクロニシティをキャッチアップできるために」、本に書かれてあることをさらに詳しく教えてくださいました。
- ピンときたら即決断即行動(直感で動いていく力)
- 失敗の本質は成功の過程にある通過点
- チャンスは人からやってくる。たとえば、「同じようなタイミングの人と隣り合う」など。
- 「安全装置」をはずす。「何か起きたらどうしよう」…などと防御にならなくてヨシ。防御モードになっていると気付けなくなる
- とにかくキョロキョロしてよく観察する
耳も眼もキョロキョロする(耳がキョロキョロ…とは妙な表現ですみません、笑)、”キョロキョロアンテナ”をつねに立てておかなくっちゃ。
Let’s キョロキョロ&決断
仕事をしていても。街を歩いていても。電車に乗っていても。
「必然さん、ようこそいらっしやーい!」と、
キョロキョロしよう。
そして、ピンときたら決断。
"チャンスの神様には後髪がない"と申しますし(笑)
失敗してもええやん。したら、
「再キョロキョロ」すれば。
まとめ
書を読み、講演会をお聴きし。
ワタシにとってもっとも刺さった「シンクロニシティ」についてをご紹介させていただきました。
この点を基に、以下のような「人生のエッセンス」についてを泰三が導いてくれながら、敬の旅は続きます。
<人間関係>
すばらしい人間関係を結ぶことができるのには、まず、自分から与えること。もらおうとすれば、もらえない。与えると回り回って誰かが与えてくれるのだ。
<仕事>
天職を探し出す道のりこそが人生の道のり。
成功している人は、心からその仕事が大好きで夢中になれるからこそ。
<お金>
いいお金の使い道とは、「自分と周りの人を幸せにできる」という視点で考える。そうすれば自分の器も大きくなって、お金から自由になることができる。
本書を読みながらあなたも、敬といっしょに英知の旅に出てみませんか?
おまけ
講演会のあと友人と食事をして帰りました。
金曜日で町が混んでいたせいか、お店を探してあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
何軒目かにやっと席を確保し、ビールをぐびぐびっといただいていたところ(笑)なんと、さっそくシンクロニシティが!
友人と「このお店に来ることが必然だったねー」と破顔一笑。
楽しい一日の締めくくりでしたw