『絶望から希望にひっくり返す考え方』どん底から未来を信じた人の、力強いメッセージ
人生には、「どうして私だけ」と思わずにはいられない瞬間があります。
どれだけ前向きに生きていても、突然の病や困難に直面したとき、人は簡単に心が折れそうになるものです。
私自身も二つの癌を経験して絶望しそうになって…
そんな時に一筋の光となってくれる書に出会って救われました。
心理カウンセラー 南野原っつじさんの『絶望から希望にひっくり返す考え方』ご紹介します。
どん底の経験から生まれた「ひっくり返す力」
著者は重症筋無力症という指定難病を患い、まぶたすら開けられず、手を挙げることも言葉をまともに話すこともできない…そんな壮絶な病との闘いを経験されました。
「何もできない自分」を責め続ける毎日。その絶望の中で見つけたのが、「ものの見方をひっくり返す」という考え方だと教えてくれます。
絶望をなかったことにするのではない。
その中にある意味を見出す。
こうした視点の転換こそが、人生を再び動かす力になるのだと、今では回復され精力的に活動されていらっしゃるその姿とともに、こうして書に著してくださることに心底感銘しました。
「災い転じて福となる」理想論ではなく経験に裏打ちされた力強いメッセージ

著者が日頃から発信している
「災い転じて福となる」という言葉。
それは決して理想論ではありません。
ご自身が未来を信じ抜いた、その経験に裏打ちされた力強いメッセージです。
本書では、心理学や脳科学の知見を交えながら、
・苦しみをやわらげる視座の転換
・悩みをひっくり返す3STEP
・不安との付き合い方
・レジリエンスの育て方
…こうしたことが、とてもやさしい言葉と図解で紹介されています。
読み進めるうちに、「こう考えればいいんだ」と心がふっと軽くなる。
まさに“体感型”の一冊です。
今、苦しんでいるあなたへ
この本は、
・病気で先が見えず不安な方
・人生のどん底にいると感じている方
・ネガティブ思考から抜け出せない方
・自分を責め続けてしまう方
そんな方にこそ、読んでほしい。
そして願うのは、
「もう一度、前を向こう」と思ってもらうこと。
「私も、ひっくり返せる」と信じてもらうこと。
小さくてもいい、一歩を踏み出してもらうこと。
絶望は終わりではありません。
見方を変えた瞬間、そこに希望の種がある。そのことを静かに、しかし確かな熱をもって伝えてくれるのです。
冒頭でもお伝えした通り私自身二つの癌を経験してきて、おかげさまで一旦治療は終了していますが、もしかしたらまた再発するのではないか?という恐怖と背中合わせでもあります。
本書を読んで心を整えていれば、きっとそんなことは起き得ない。そんなパワーをもらえる宝の書。
同じように病気に苦しんでいる人たちへぜひお勧めします。