部下さんの褒め方 「すごいね」より「見てたよ」が届く理由と3つの声かけ

2026年9月13日 2026年9月14日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんを褒めようと思って、言葉を探す。「すごいね」「頑張ってるね」と伝えても、なんだか反応が薄い。そんな経験、ありませんか。

この記事では、大げさな褒め言葉よりも「見てたよ」が届く理由と、それを言えるようになるための習慣をお伝えします。

具体例を踏まえて解説します。

「すごいね」より「知ってるよ」が部下さんに届く理由

結果が出る前の努力は、たいてい見えないところにあります。

資料を少しずつ磨き直していたこと。電話口で、丁寧に謝っていたこと。誰に頼まれたわけでもない片づけごと。

どれも評価の場では話題にのぼりにくい。本人も、わざわざ口にはしません。

なのですが。

こうした積み重ねこそ、気づいてもらえると嬉しいものなのです。

「すごいね」は、結果に向けた言葉。一方で「知ってるよ」は、途中を見ていたという言葉です。

大げさな言葉は要りません。見ていた事実を、そのまま伝えるだけでいい。

見えないところで頑張っている人ほど、その一言で報われるのだと思います。

「え、見てたんですね」と驚かれた日

とある部下さんに、何気なく声を掛けたことがあります。

「あのマニュアル、いつも更新してくれてたよね」

それだけ。こちらとしては、大したことを言ったつもりはありませんでした。

ところが、返ってきたのは

「え、見てたんですね」

という驚いた声。

どうやら本人は、誰にも気づかれていないと思っていたらしいのです。

そっか。この人は、ずっと一人で続けてくれていたんだ。

マニュアルの更新は、目立つ仕事ではありません。やっていて当たり前、やっていなくても誰もすぐには困らない。だからこそ、黙々と手を入れてくれていたことに胸が熱くなりました。

同時に、少し反省もしたのです。

もっと早く、言葉にして伝えられたはず。見ていたのに、口にしていなかっただけでした。

気づいていることと、伝えていること。この二つはまったく別のものなのだと、あらためて思い知りました。

「見てたよ」と言える上司になるための習慣

「見てたよ」は、言おうと思って言える言葉ではありません。本当に見ていないと、言えないのです。

そこで私は、心のメモに書き留めておくようにしています。誰が、何をしているか。それも結果ではなく、途中のことを。覚えていないと、かけられない言葉ですからね。

そのうえで、こまめに声を掛けます。

・資料の更新、助かります
・丁寧な電話対応だったね
・いつも備品の入れ替えをありがとう

「頑張ってるね」は、誰にでも言えます。けれど「見てたよ」は、見ていた人にしか言えません。

もちろん、全員の全部に気づけるわけではありません。それでも、見ようとしていること自体は、ちゃんと伝わるものです。

褒め方については、こちらの記事にも書いています。合わせてお読みください。

最後にひとこと

大げさな褒め言葉より、小さな「見てたよ」。

あの日の驚いた声を思い出すたびに、言葉にすることの大切さを噛みしめます。

今日も、見えないところで頑張っている誰かを、そっと見守っていきます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年、著者ミュージシャン。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら