「いつでも言ってね」が部下さんに届かない理由|相談される上司になる仕組みづくり

2026年8月20日 2026年8月21日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

「何かあったら、いつでも言ってね」

部下さんに、つい、そう伝えてしまうことがあります。

業務多忙であろうお相手への思いやりのつもりですが、部下さん側からするとかえって戸惑ってしまう…

この記事では、「いつでも相談して」が部下さんに届かない理由と、自然と相談してもらえるようになる具体的な仕組みについて、私の失敗談を交えて解説します。

開いているドアと、入っていいドアは別|私が上司に相談できなかった理由

実は以前、私自身が上司からこの言葉を受け取ったのです。

「何かあったら、いつでも言ってください。」

その上司は“どうぞどうぞ”という雰囲気も、常に醸し出してくれていました。
でも私は、ほとんど何も相談しませんでした。

いつも忙しそうにしている。そして「いつでも」が、いつなのか分からない。

開いているドアと、入っていいドアは、別なのです。

もちろん、上司に悪気があったわけではありません。むしろ、善意から出た言葉だったと思います。
なのですが。それでも届かなかった。それが事実なのですよね。

言葉は、発した側の善意ではなく、受け取った側の状況で意味が決まる。あの頃の私は、まさにそれを体現していた部下でした。

「いつでも」は、いつまでも来ない|待つだけの上司になっていた失敗談

そして、時は経ち。

私自身も上司の立場になったとき、部下さんに同じことを言ってしまっていました。

「いつでも言ってね」と伝えて、それで自分は”門戸”を開いているつもりでいた。
でも実際は、待っているだけだったのです。

考えてみてください。部下さんは上司の忙しさを測って、タイミングを見計らって——そこまでして、やっと切り出せるかどうか。
相談って、それだけで、けっこうな覚悟がいるものですから。

そっか。私、部下さんに”覚悟”を求めてしまっていたんだ。

「いつでも」は、たいてい、いつまでも来ません。

部下さんが相談しやすくなる「なんでも相談タイム」のつくり方

同僚とそんな話をしていたら、彼女が工夫していることを教えてくれました。

「火曜日と木曜日の15時から16時まで、空けてあるからね」などと、もう日時を指定してしまう。そこに部下さんから予定を入れてもらうようにする。

スケジュールのタイトルは「なんでも相談タイム」。そしたら、だんだん予定を入れてくれるようになったのだそう。

なるほどー!と納得しきりです。

それ以来、私もこの「なんでも相談タイム」真似することにしました。

ポイントは二つあります。

一つめは「相談ある?」ではなく「ここ2時間、空いてるよ」と、枠で伝えること。

二つめは「内容はそのときに教えてくれればいい」と先に言っておくこと。あらかじめの予告を不要としておくこと。

議題を用意しなくていい、と分かるだけで、部下さんのハードルはぐっと下がりますから。

そして実際に枠を作ってみると、意外とざっくばらんに話が始められたりするものです。

最後にひとこと

ドアを開けておくのは、優しさです。

でも、待つよりも呼びに行くのが、上司の仕事なのかもしれません。

一部上場企業にて女性管理職21年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら