すり減っている管理職へ。自分を後回しにしないための三つの線引き
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんのために、チームのために、と走り続けていたら、気付いたときには自分の中が空っぽになっていた…そんな経験はありませんか?
この記事では、すり減ってしまう管理職の方が「自分を後回しにしない」ために、どこで線を引けば良いのかを、私の経験を踏まえて解説します。
管理職がすり減る理由は「全員の感情」を背負うから
管理職は、業務の進捗管理だけが仕事ではありません。
部下さんの不安、不満、迷い、そして時には涙。その全部を受け止める役割も担っています。
「あの人は今、しんどそうだな」
「このチームの雰囲気、少し重いな」
そうやって一人一人の感情に目を配っているうちに、自分の時間はどんどん削られていく。
気付けば、自分の感情を置く場所がどこにもなくなっているのです。
管理職になって21年。私も、部下さんの感情を全部拾いに行こうとしていた時期がありました。
面談の時間を優先して自分の実務は夜に回す、休みの日にチームのことを考えている。
これって、部下さんへの優しさから来ているものですよね。
なのですが。その優しさは、残念ながら長くは続きません。

上司がダウンすれば、守りたかったチームまで崩れる
なぜ「自分を満たすこと」がマネジメントに必要なのか。
理由はシンプルで、あなたが倒れてしまったら、守りたかったチームごと崩れかねないからです。
私自身、部下さんの不調に気付けなかった時期を振り返ってみると、たいてい自分に余裕がありませんでした。
余裕がないと、人の小さな変化に気付けない。それどころか、いつもより言葉がきつくなってしまうことすらあります。
でもね、いちばん困るのは部下さんなのです。
上司が急に不在になれば、業務の引き継ぎも、意思決定も、全部止まってしまう。
上司の状態は、そのままチームの空気になる。
だからこそ、自分を大事にすることは自己満足ではなく、マネジメントそのものだと言えます。
すり減らないために、線を引いていい。三つの具体策

では、具体的にどうすれば良いか。私が意識している三つをご紹介します。
一つめ、抱えるのは8割まで。
残りの2割は「余白」として空けておく。突発対応は、ここで受け止めます。
二つめ、「今日はここまで」を決める。
終わりの時間を先に決めてしまう。全部やろうと思ったところで、終わりなんて来ませんからね。
三つめ、自分にも「おつかれさま」を欠かさない。
部下さんには当たり前に掛けている言葉を、自分にも掛けてあげる。案外、これがいちばん難しいのですが(笑)
最後にひとこと
上司が笑っていることが、いちばんのマネジメント。
線を引くことは、逃げることではありません。これから先も長く、チームに伴走し続けるための準備です。
まずは今日、自分にひとこと「おつかれさま」を掛けてあげてください。
それができる上司のもとでこそ、部下さんも安心して働けるのだと思うのです。
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