すり減っている管理職へ。自分を後回しにしないための三つの線引き

2026年8月9日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんのために、チームのために、と走り続けていたら、気付いたときには自分の中が空っぽになっていた…そんな経験はありませんか?

この記事では、すり減ってしまう管理職の方が「自分を後回しにしない」ために、どこで線を引けば良いのかを、私の経験を踏まえて解説します。

管理職がすり減る理由は「全員の感情」を背負うから

管理職は、業務の進捗管理だけが仕事ではありません。
部下さんの不安、不満、迷い、そして時には涙。その全部を受け止める役割も担っています。

「あの人は今、しんどそうだな」
「このチームの雰囲気、少し重いな」

そうやって一人一人の感情に目を配っているうちに、自分の時間はどんどん削られていく。
気付けば、自分の感情を置く場所がどこにもなくなっているのです。

管理職になって21年。私も、部下さんの感情を全部拾いに行こうとしていた時期がありました。
面談の時間を優先して自分の実務は夜に回す、休みの日にチームのことを考えている。

これって、部下さんへの優しさから来ているものですよね。
なのですが。その優しさは、残念ながら長くは続きません。

上司がダウンすれば、守りたかったチームまで崩れる

なぜ「自分を満たすこと」がマネジメントに必要なのか。
理由はシンプルで、あなたが倒れてしまったら、守りたかったチームごと崩れかねないからです。

私自身、部下さんの不調に気付けなかった時期を振り返ってみると、たいてい自分に余裕がありませんでした。
余裕がないと、人の小さな変化に気付けない。それどころか、いつもより言葉がきつくなってしまうことすらあります。

でもね、いちばん困るのは部下さんなのです。

上司が急に不在になれば、業務の引き継ぎも、意思決定も、全部止まってしまう。
上司の状態は、そのままチームの空気になる。

だからこそ、自分を大事にすることは自己満足ではなく、マネジメントそのものだと言えます。

すり減らないために、線を引いていい。三つの具体策

では、具体的にどうすれば良いか。私が意識している三つをご紹介します。

一つめ、抱えるのは8割まで。
残りの2割は「余白」として空けておく。突発対応は、ここで受け止めます。

二つめ、「今日はここまで」を決める。
終わりの時間を先に決めてしまう。全部やろうと思ったところで、終わりなんて来ませんからね。

三つめ、自分にも「おつかれさま」を欠かさない。
部下さんには当たり前に掛けている言葉を、自分にも掛けてあげる。案外、これがいちばん難しいのですが(笑)

最後にひとこと

上司が笑っていることが、いちばんのマネジメント。

線を引くことは、逃げることではありません。これから先も長く、チームに伴走し続けるための準備です。

まずは今日、自分にひとこと「おつかれさま」を掛けてあげてください。

それができる上司のもとでこそ、部下さんも安心して働けるのだと思うのです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら