「鉄は冷めてから打て」——部下さんの誤った業務運用を10年越しに発見した女性管理職の対処法
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんに、あることを確認する必要がありました。
ただ、内容としては、どちらかというと「問いただし」に近いもの。どう切り出すか少々悩みました。
解説します。
「問いただし」の際に気をつけると良いこと
「あること」について具体的にお伝えするのは差し控えさせてもらいますが、某業務の取り扱いについて、明らかに正しくない運用がずっと続いていたのです。
これまで少々レポートラインがねじれていて、他部門の責任者が承認していたのですが、今年から正常なレポートラインに戻って私が承認することになり、それで気づきました。
「これ、間違ってますよね。おかしいと思いませんか?」
つい、頭ごなしに言いたくなる気持ちがありました。だって、客観的に見たら、ちょっとおかしいと気づきそうなものだから。
でも、ふと考えたのです。
きっとこの部下さんは、ずっとこの方法でやってきたのかもしれない。だとしたら、その理由を確認する必要がある、と。
ムッとしそうになる気持ちを抑えて、一日置いてから話すことにしました。

部下さんの回答:以前からずっとこのままにしてきた
デスクで直接話すと周りも気になるし、本人も嫌だろうから、ミーティングスペースに移ってもらうべく、チャットで「ちょっと確認したいことがあるので、5分くらいいいですか」と声をかけて。
「この取り扱いなんだけど、なぜこうしているのか、ちょっと事情を教えてもらえる?」
そう切り出すと、「以前の上司から、こう教わってずっとこのままにしてきた」という回答でした。
本当にその上司がそう指示したのか、本人の理解がずれていたのか、初回から10年近く経っているのでもう確かめようもありません。
「事情はわかりました。でも、正しい取り扱いはこうなんですよ」と説明したら、「知りませんでした」と。
——いやいや、客観的に考えたらわかりそうなものだけど。叫びそうになるのは、心の中に留めておきました。
”鉄は冷めてから打て”が必要な時もある

この出来事で気づいたことがあります。
思い込みや指示の行き違いで、経年、誤った運用が続いてしまうことってある。特に上司が交代していく中では、起こりやすい。
そして、どこかで気づける機会があることって、本当に大切なのです。
本人の非か、上司の指示違いか、それはさておき。
頭ごなしに問いただすと中々うまくいかないから、カーッと頭に血が上った状態を避けて、冷静に事実確認と是正すべき点を伝える。
「鉄は熱いうちに打て」ではなくて「鉄は冷めてから打て」が必要な時もあります。
とりあえず「分かりました。今回の分から直します」と返答をもらってホッと安堵しましたが、それにしても「なんか変かも?」って、どこかの時点で気づいてほしかったーー(笑)
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