「鉄は冷めてから打て」——部下さんの誤った業務運用を10年越しに発見した女性管理職の対処法

2026年6月4日 2026年6月8日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんに、あることを確認する必要がありました。
ただ、内容としては、どちらかというと「問いただし」に近いもの。どう切り出すか少々悩みました。

解説します。

「問いただし」の際に気をつけると良いこと

「あること」について具体的にお伝えするのは差し控えさせてもらいますが、某業務の取り扱いについて、明らかに正しくない運用がずっと続いていたのです。

これまで少々レポートラインがねじれていて、他部門の責任者が承認していたのですが、今年から正常なレポートラインに戻って私が承認することになり、それで気づきました。

「これ、間違ってますよね。おかしいと思いませんか?」

つい、頭ごなしに言いたくなる気持ちがありました。だって、客観的に見たら、ちょっとおかしいと気づきそうなものだから。

でも、ふと考えたのです。

きっとこの部下さんは、ずっとこの方法でやってきたのかもしれない。だとしたら、その理由を確認する必要がある、と。

ムッとしそうになる気持ちを抑えて、一日置いてから話すことにしました。

部下さんの回答:以前からずっとこのままにしてきた

デスクで直接話すと周りも気になるし、本人も嫌だろうから、ミーティングスペースに移ってもらうべく、チャットで「ちょっと確認したいことがあるので、5分くらいいいですか」と声をかけて。

「この取り扱いなんだけど、なぜこうしているのか、ちょっと事情を教えてもらえる?」
そう切り出すと、「以前の上司から、こう教わってずっとこのままにしてきた」という回答でした。

本当にその上司がそう指示したのか、本人の理解がずれていたのか、初回から10年近く経っているのでもう確かめようもありません。

「事情はわかりました。でも、正しい取り扱いはこうなんですよ」と説明したら、「知りませんでした」と。
——いやいや、客観的に考えたらわかりそうなものだけど。叫びそうになるのは、心の中に留めておきました。

”鉄は冷めてから打て”が必要な時もある

この出来事で気づいたことがあります。

思い込みや指示の行き違いで、経年、誤った運用が続いてしまうことってある。特に上司が交代していく中では、起こりやすい。
そして、どこかで気づける機会があることって、本当に大切なのです。

本人の非か、上司の指示違いか、それはさておき。

頭ごなしに問いただすと中々うまくいかないから、カーッと頭に血が上った状態を避けて、冷静に事実確認と是正すべき点を伝える。
「鉄は熱いうちに打て」ではなくて「鉄は冷めてから打て」が必要な時もあります。

とりあえず「分かりました。今回の分から直します」と返答をもらってホッと安堵しましたが、それにしても「なんか変かも?」って、どこかの時点で気づいてほしかったーー(笑)

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら