部下の質問に全部答えなくていい!「一緒に整理してみようか」で部下が育つ上司の声掛け術

2026年8月5日 2026年8月6日 いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

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こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんから質問されるたびに「ちゃんと答えなきゃ」「頼られる上司でいなきゃ」…そんなプレッシャーを、自分にかけていませんか?

かくいう私も、管理職なりたての頃はまさにそうでした。

でも、長年やってきて思うのです。本当に必要なのは、全部答えることじゃない。

解説します。

「ちゃんと答えなきゃ」の呪縛が上司を追い詰める

管理職になると、不思議なもので「質問には即座に、的確に答えるのが上司の務め」という思い込みが、いつの間にか染み付いてしまいます。

答えに詰まったら頼りないと思われるのでは?知らないなんて言えない…

そんな焦りから、つい知ったかぶりをしてしまったり、その場しのぎの回答をしてしまったり。後になって「あの答え、本当に合っていたかしら」と一人反省会をすることもしばしばでした(笑)

なのですが。

このプレッシャー、実は誰かに課されたものではなく、自分で自分にかけているものなんですよね。

しかも、上司が毎回答えを差し出してしまうと、部下さんは「聞けば教えてもらえる」という受け身の姿勢が定着してしまう。良かれと思っての即答が、かえって部下さんの考える機会を奪ってしまっているのです。

「一緒に整理してみようか」の一言が部下さんを変える

では、どうすれば良いか?

私がおすすめしたいのは、答えを渡す代わりに「一緒に整理してみようか」と声を掛けること。

例えば「この案件、どう進めたらいいですか?」と聞かれたとき

「こうすればいいよ」ではなく
「今どこで引っかかってる?一緒に整理してみようか」

たったこれだけの違いですが、部下さんの頭の中は劇的に変わります。問いを投げ返されることで、自分の思考が動き出すのです。

”答えをもらう人”から”考える人”へ。

実際に私も、部下さんと一緒にホワイトボードの前で論点を書き出してみたら、途中でご本人が「あ、こういうことか」と自分で答えに辿り着いてくれた…そんな場面を何度も経験してきました。

上司が全てを教えなくても、部下さんはちゃんと考える力を持っているのです。

上司は「考えられる場」をつくる人

上司の役割は、答えを持っている人ではなく、考えられる場をつくる人。

そう捉え直すと、肩の力がふっと抜けていきませんか?

全部を背負わなくてもいい。むしろ、上司が「私も分からないから一緒に考えよう」と言える職場のほうが、部下さんは安心して発言できるし、失敗を恐れずにチャレンジできる。

完璧な上司であろうとするよりも、一緒に考えられる上司であること。

そのほうが、部下さんはのびのびと成長していけるのだと、21年の管理職経験を通じて実感しています。

最後にひとこと

「ちゃんと答えなきゃ」と気負っていたかつての私に伝えたい。

大丈夫、全部答えなくていいんだよ、と。

明日、部下さんから質問をもらったら「一緒に整理してみようか」…ぜひ試してみてくださいね。

一部上場企業にて女性管理職21年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。 40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で21年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。 → 詳しいプロフィールはこちらメルマガ登録はこちら