こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
社外の女性とお話しする機会がありました。その方は、かつて管理職を担っていたものの体調を崩してしまい、一般職に戻って10数年。そして今、再び管理職を目指したいという気持ちが芽生えてきた…という状況でした。
なのですが。
最終的に彼女が選んだのは「しばらくは一般職に留まる」という決断。
その理由と、私が伝えた「心の保管庫」という考え方について、解説します。
同じような悩みを持っている人に参考になれば嬉しいです。
女性管理職を目指す道は「一直線」じゃなくていい
「管理職を目指しているのに、なかなか叶わない」「一度チャレンジしたけれど、挫折してしまった」
そんな悩みを抱えている女性は、決して少なくありません。
私自身も、非正規雇用の期間が10年あり、正社員になれたのは40歳、管理職になれたのは42歳でした。決して順風満帆ではなかったです。
一直線じゃなくてもいい。
この記事を読んでいただくことで、「遠回りしても大丈夫」「一旦立ち止まっても、またチャレンジできる」という安心感を持っていただけたら嬉しいです。

「自分には資格がない」と思い込んでいた彼女の10数年
今回お話しした女性は、以前に管理職を担っていたことがありました。
ところが、体調を崩してしまい、やむなく一般職に戻ることに。それから10数年もの間、彼女はずっとこう思っていたそうです。
「管理職から降りて、周囲に迷惑をかけてしまった」
「再びチャレンジするなんて、自分には資格がない」
その重さを想像すると、胸が締め付けられます。
でも、転機が訪れました。社内の女性活躍支援研修を受ける機会があり、同じ志を持つ仲間や講師からの言葉を受け止めることで、「もう一度やってみたい」という思いが膨らんできたそうです。
それでも「一般職に留まる」と決めた理由

せっかく芽生えた「再チャレンジしたい」という気持ち。
なのですが。
彼女が最終的に選んだのは「しばらくは一般職に留まる」という決断でした。
理由は、会社の人事制度。なんと、今の給与から管理職になったら基本給が下がってしまうということが判明したのだそうです。
他社さんのことですから、もちろんどうこうできるワケでもありませんが、やはり、生活のこと、将来のこと、給与は大切な要素です。
私自身も、管理職になって給与が上がったことが、大きなモチベーションにもなりましたので、彼女の惑いが痛いほどわかります。
「心の保管庫」にしまっておけばいい
私は彼女にこんな言葉を伝えました。
「管理職にチャレンジしたい、という気持ちをもたれたこと。そのことはぜひ大切にしてください。でも、給与のことも大切だから、今はそちらを選んだとしても、この先また『チャレンジしたい』という気持ちを、一旦『心の保管庫』にしまっておいて。改めて満を持した時に、取り出してくださいね」
すると彼女は「とても気持ちが落ち着きました」と言ってくれて。
その言葉を聞いて、私も嬉しくなりました。
今すぐ叶えられなくても、その想いは消えない。しまっておいて、いつか取り出せばいい。
女性管理職へのチャレンジには、色々と悩みもあります。一直線に進める人ばかりではなくむしろ、紆余曲折を経てきた人の方が多いのではないでしょうか。

最後にひとこと
「一度諦めたから、もう無理」なんてことはありません。「遠回りしたから、資格がない」なんてことも、決してありません。
あなたの「チャレンジしたい」という気持ちは、心の保管庫にしまっておけばいい。
そして、タイミングが来た!という時にまた取り出してみてください。
応援しています。



