いくみ@女性管理職＆ブロガー（ねーさん） 「毎日同じ職場で、同じメンバーと仕事をしていると、なんだか世界が狭く感じてしまう…」そんな想いを抱えている会社員の方、多いのではないでしょうか。
私自身、本業は管理職として会社勤めをしていますが、最近、ありがたいことに想いもよらなかったチャンスを幾つもいただく機会に恵まれました。その全てが「本業以外の出会い」から生まれたものだったのです。
解説します。
問題提起：会社員が陥りがちな「出会いの限界」
多くの会社員が抱える悩み、それは出会いの幅の狭さです。
毎日決まった時間に出社し、決まったメンバーと仕事をして、決まった時間に帰宅する。この繰り返しの中では、どうしても同質な人脈しか築けません。
同じ業界、同じ職種、似たような価値観…そんな環境にいると、新しい発想やチャンスに出会うことが難しくなってしまいます。
「何か新しいことを始めたい」「もっと視野を広げたい」そう思っていても、日常の忙しさに追われて、結局現状維持のまま時が過ぎてしまう…そんなことも、ありがちです。
なぜ本業以外の出会いが人生を変えるのか
私は本業の管理職の他に、ビジネス書の著者、SNSでの発信、雑誌の執筆など、様々な活動をライフワークとして続けています。
そして気づいたことがあります。
それは
会社員だけやっていたら、絶対に出会えなかった人たちとのご縁が、想像以上に自分の可能性を広げてくれるということです。
異業種の経営者、フリーランスで活躍する専門家、海外で事業を展開している起業家…こうした方々との出会いは、私の視野を大きく広げ、新しいプロジェクトへの参加や、思いもよらないコラボレーションの機会をもたらしてくれました。
会社という枠を一歩出ることで、これまで見えなかった世界が急に広がる。それが本業以外の出会いの醍醐味なのです。
出会いを活かす4つの解決策
それでは、出会いを活かすためにはどうすれば良いでしょうか。4つのポイントでお伝えします。
自分を語れる準備をしておく
単に社交辞令的に挨拶を交わすだけでは、印象に残りません。
「自分が何をやっていて、何を目指しているのか」相手に応じて適切に伝えられるよう準備しておきましょう。
例えば、エレベーターピッチのように、30秒から2分程度で自分のことを魅力的に語れるストーリーを用意しておくことをお勧めします。
相手の役に立つことを考える
自分の主張だけでなく、お相手のやっていることに何か役に立てることがありそうだったら、ぜひ力になるという姿勢も大切です。
「この人にとって価値のある情報は何だろう？」「自分の経験や人脈で、何かお手伝いできることはないかな？」そんな視点で相手と接してみてください。
疲れたら休むことも大切
多くの出会いのために懸命にやっていると、ちょっと心が疲れてしまうこともあります。そんな時は、少し「出会いのこと」を休んだって構いません。
人に会いに行く、そして、その後に礼を尽くすことは、とても大きなエネルギーが必要ですから。無理をしすぎず、自分のペースを大切にしてください。
まず相手のために動く
出会った人と、まずは相手のためになることをやっていく。
すると、相手から自分のためになることをもたらしてもらえます。相手にギブすることが多いかもしれませんが、きっとその分必ず返ってくるのです。
私自身、ここ最近立て続けにそうした経験をさせてもらって、ネクストチャンスをもらいました。
会社員だからこそ、外の世界へ
会社員という安定した基盤があるからこそ、思い切って本業以外の世界に足を向けることができる、とも言えます。
リスクを恐れすぎず、でも無理をしすぎず。相手を思いやる心を持ちながら、自分らしく活動していく。そうして築いた出会いは、きっとあなたの人生に思いもよらない彩りを与えてくれることでしょう。
私と同じように会社員を本業にしている皆さんへ。
ぜひ、それ以外の出会いを広げていってくださいね。最初の一歩は勇気がいるかもしれませんが、その先にはきっと素晴らしいご縁が待っているから。
あなたの新しい出会いを、心から応援しています。
