最近出会った新たな友人。専門知識に長けていて、質問すると一生懸命説明してくれて好感を持ちました。
なのですが。
何度かのやり取りの上であらためて気づいたことがあります。
とあるお誘いをもらったけれど、断るのに苦慮したのです。コミュニケーションとは本当に難しい…
同じように悩んでいる人に参考になればと、この記事を書きます。
純粋に「自分がオススメしたいこと」を伝え続ける友人
なぜ、難しさを感じたのか?まずはこの友人との出来事をお伝えします。
そもそもは。
彼がたまたま利用することになった、あるサービスがとても良かったので、私にもぜひお勧めしたい、というご好意からでした。
とはいえ、申し訳ないのですが、全く興味が持てず…。
説明会がありますよ。良かったら動画を見てみて。
もう、毎日そんなメッセージが送られてきて、それでものらりくらりと交わしていました。
「日中は勤務があるので説明会や動画見るや、できません」
「仕事が立て込んでいて中々レスできずに、すみません」
なのですが、折り返しにさらに
「お忙しいんですね」
「いつだったら空いてますか」
もう、勘弁してーーーと叫びたくなるほど、立て続けにメッセンジャー(Facebookのをやりとりに使っていました)が止まりません。
それでも、しばらくスルーしておきます。
断らないと終わらない、と気付いた
いったんは連絡が止まったかと思いきや、またしばらくして
「今日の◯◯時は無理ですか?」
とくるじゃないですか。
ここでハタと気付いたのです。
この件は、断らないと終わらないのではないだろうか?
逆の立場だとしたら、何回かお誘いしても反応が鈍かったら
「よかったら、また連絡くださいね」的に返して終わるのですが、そうじゃない人もいるのでしょう。
さりとて「興味ないので、もう連絡しないで」などとストレートに突き付けるのもなんだか憚られます。
やんわりと、かつ、しかと断る
悩んだ挙句。
「色々とありがとうございました。この件について情報は充分にもらったので、ここでストップしてください。
また聞きたいことあったら、私から連絡します」
メッセンジャー、書き言葉ですから、話し言葉よりさらにキツく感じることもありがち。
なので、やんわりと、かつ、しかと断る。
この点に気をつけました。
すると。
「承知しました!またお会いできる日を楽しみにしています」
ようやくこの"不毛なやりとり"に終止符を打つことができて、心底安堵です。
コミュニケーションスタイルは人それぞれ、と言うけれど
あらためて振り返ってみると。
この友人にとっては、純粋に親切心で「興味をもっていそうだから、色々と情報提供してあげたい」という思いからの、度重なる連絡だったのでしょう。
最初から「興味がないんです」と伝えておけば良かったかもしれませんが、相手が熱心に話しをしていることに、真っ向から否定するのは、やはり難しい。
繰り返しになりますが、自分自身のコミュニケーションスタイルだと
なんとなくお相手が乗ってこないなぁと感じたら、無理強いしないのだけれど。
そうじゃないスタイルの人もいるんですよね。
自分の習性とか一般的に…みたいなことに、なるべく拘らないのも大切だとあらためて心しました。
最後にひとこと
いずれにしても。
この友人と関係性を悪化させずにクロージングできたこと、ホッとすると同時に
再び彼と会って話しをする自信が持てない自分もいます。