こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
日々、部下さんたちと接する中で「もっと上手くコミュニケーションが取れないかな」「効率よく業務を進めながら、成長も促したいけれど…」と悩むことってありますよね。
この記事では私の経験を踏まえて、部下さんとの信頼関係を築きながら、業務効率と成長の両立を実現する具体的な方法をお伝えします。
同じように悩んでいる管理職の人へ参考になったら幸いです。
なぜ、管理職は部下さんとの関係に悩むのか
実は、部下さんとの関係づくりに悩む背景には、いくつかの要因があります。
まずは業務の質と効率を上げなければいけない、という目の前のプレッシャー。そして、部下さん一人一人の成長をサポートしたい、という思い。この2つの間で板挟みになってしまうんです。
どうすれば良いでしょうか?
私が実践している方法:5つの具体策について紹介します。
信頼関係を築くための5つの具体策
「見守る」と「指導する」のバランスを意識する
厳しい場面では、きちんと指導することも大切です。でも、その前に「なぜ、そうなったのか」をじっくり聴くことから始めます。
個別の声掛けを大切にする
チーム全体への指示も大切ですが、ちょっとした合間に「今の業務、どう?」と声をかけることで、個々の課題が見えてきます。
効率化と質の向上は両輪で
部下さんたちの「もっと良くしたい」という想いを大切にしながら、効率的な進め方についても一緒に考えます。時には「これくらいで良いよ」と背中を押してあげることも必要なんです。
新しいことへの不安に寄り添う
プロジェクトが始まる時って、誰しも不安を抱えるもの。だからこそ「分からないことは、いつでも聞いてきてね」という雰囲気づくりを心がけています。
将来を見据えたアドバイス
今の業務だけでなく「将来、こんな風に成長していけたらいいね」という夢のある会話も大切にしています。
部下さんとの信頼関係が深まる具体的なアプローチ
さらに、信頼関係が深まるための具体的なアプローチについて。4つのポイントとともに解説します。
見守りと指導のバランス
私も最初は悩みました。厳しく指導すべきなのか、それとも見守るべきなのか。
でも、こう考えるようにしています。まず、部下さんの話をじっくり聴く。その上で、必要な時には「ここは、こうした方が良いかもしれないね」とアドバイスする。
このバランスを意識することで、お互いの信頼関係が深まっていくのです。
チーム全体と個人への配慮
チームミーティングでは全体の方向性を共有しつつ、個別の声掛けも欠かさない。この”二段構え”が実は重要なんです。
「今の仕事、大変そうだけど、どう?」
そんな何気ない会話から、実は重要な課題が見えてくることも。
効率化と質の追求
完璧を求めすぎると、かえって効率が落ちてしまうもの。でも、だからといって質を落としては本末転倒です。
私が心がけているのは「ここまでは絶対に外せない」というポイントを明確にすること。その上で「ここは柔軟に考えても良い」という部分も示すようにしています。
プロジェクトスタート時の不安解消
新しいことを始める時って、誰でも不安になるもの。私自身、今でもそうです。
だからこそ「分からないことがあっても当たり前。一緒に考えていこうね」という姿勢を見せることが大切だと感じています。
まとめ:信頼関係は日々の積み重ねから
結局のところ、部下さんとの信頼関係って、一朝一夕には築けないのですよね。
でも、日々のちょっとした心がけ、特に「聴く」「見守る」「必要な時にはアドバイスする」この3つを意識することで、確実に関係は深まっていきます。
完璧な管理職なんていません。私も日々、試行錯誤の連続です。でも、その姿勢も含めて「等身大の上司」として接することで、より良い関係が築けるのではないでしょうか。
部下さんたちと過ごす時間は、私にとってかけがえのない宝物です。皆さんも、ぜひ自分なりの方法で、より良い関係づくりを目指してみてください。