部下さんと話がこじれてしまった場合 第三者的に他者がクッションのようになる

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こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

我が部署は全社の福利厚生を扱う業務をおこなっているため、対応をしたり問い合わせに答えたりは、全て他部署の人たち相手です。

なのですが、時々うちの業務に関係ない質問を受けることがあって、最近もちょっとした出来事がありました。

【上司と部下との間で話がこじれてしまった場合、第三者的に他者がクッションのようになる】

それってどういうこと?具体例を交えて解説します。

我が部署がクッションになった出来事

その出来事、とは。

退職したばかりの元社員から、退職後に利用できる福利厚生の一部制度についての問い合わせがありました。

その点の説明が済んだ後で、どうやら元上司との間で退職時の手続きに関して揉め事が発生しているらしく
「◯◯についてどうなっているか、そちら(うちの部署)から元上司に確認してもらえますか?」と切り出されてしまったのです。

「いやいや、うちの部署が対応すべき点ではないので、ご自身で元上司にお問い合わせください」と返してやりとりは一旦終わったものの。

そんなこと本人分かっているだろうに、なぜあえてうちの部署に聞いてきたのかしら?気になって、念の為元上司にも事の顛末を伝えました。

元上司からもクッション役を依頼される

すると。

「すみませんが、この元社員とかなりこじれてしまって…直接対話出来づらくなっているのです。その◯◯については◇◇が回答なので、いくみさんから先方に伝えてもらえませんか?」とビックリするような反応。

両者間がこじれてしまっている場合って、このように「他者」(今回の場合は、うちの部署)がクッションのようになることって、あるんですよね。

元社員からしてみたら、おそらく何度も上司とやりとりしていてなかなか意思の疎通が図れなくって、たまたまうちの部署に用があったから、間に入ってもらえないか?と訊ねてきた。

元上司からしてみたら、この部下に色々説明するも本人の理解が誤ってしまい(おそらく、自分に都合の良いように拡大解釈している可能性)そうこうしているうちに関係性が悪化。やはり、たまたまやりとりをしているうちの部署に、委ねてみようと考えた。

なぜ、こんな「分析」を試みているかと申しますと、私にも「部下さんと話がこじれて大変だった」経験があるからです。

部下さんとこじれてしまった苦い経験

もう随分以前のことなのですが、事態の収拾をするのに相当苦労したこと、今でも鮮明に思い出します。

はっきり言って、問題行動がかなり多い部下さんだったのですが、意図せずの行き違いがいくつか起こって「もう、いくみさんとは話をしたくありません」と啖呵を切られてしまい…

その時は現場業務には滅多に携わらない、ある意味”他者”ともいえる、私の上司のそのまた上司に、彼女の対応を引き取ってもらい、なんとか切り抜けることができました。

このことを思い出して「いくみさんから先方に伝えてもらえませんか?」と頼みたくなる気持ち、とてもよく分かるし、可能ならば助けてあげたいのも山々なれど。

結局は、社内の別部署でこうした問題を引き取ってくれるところがあって、そちらに相談するように伝えました。

本来ならば、当事者同士で解決するのが一番なのですが、こじれてしまうとそれは困難ですし、無理にやり取りを続けようとしたところで、お互いに精神的にキツくなるだけです。

最後にひとこと

私は結局「話をしたくありません」と言われた部下さんとは、その後も二度と話しをすることなく終わってしまったのですが

今回の”元上司と元部下さんとの揉め事”が早く解決するといいなぁ。陰ながら祈っています。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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