いくみ@女性管理職＆ブロガー（ねーさん） こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
物事のやり方とは複数あって、とくに「二択」をしなければならない時、どっちに決めよう？迷うことも多いもの。
部下さんがそんな悩みに面したら、何が大切なのか？
最近私が言われてグッときたこともご紹介しつつ、解説します。
上司の立場だと、ついゴリ押ししがち
二つの選択肢には、それぞれベネフィットやリスクもある。
コレが絶対！と言い切れることなんて無いから、起こりうる可能性を色々挙げてみて、可能性を考えてみて、決めていくことになります。
その道の先輩やら専門家やらの意見、書籍から学ぶことなどもを参考にしたり。
上司の立場からだと、つい
「選択肢Aがベスト。これまでの経験や確立的にかなり万全だとオススメできる」
などと、自分の尺度でゴリ押ししてしまいがちですが、
じゃあ、選択肢BはNGかというと、確実性には劣るかもしれないけれど、利点もあるのです。
専門家からのアドバイスが刺さった
冒頭でも書きましたとおり、つい最近、自分自身が言われてグッときたこと。
仕事ではなくプライベートのことなのですが「二択」で悩んでいたことに対しての、専門家からのアドバイスでした。
Aを選んだ方がよりベターなのは解るけれど、どうしても外したくないポイントが入っていなく、Bにはそれがある。できればBにしたい。
自分にとって、もの凄く大事なポイントだったので、切々と訴えてみると
「なるほど。そういう人もいますから、決めるのは、いくみさん。ただし『あー、あの時Aを選んでおけばよかった…』と後悔してしまうのでは？それがとても心配です」
二択に悩んだ部下さんへ、一番大切な上司からの言葉
もし、
Aしかありませんよ。
そう決めつけて言われたら、すごく抵抗感持ちつつ渋々選ばざるを得なかったかもしれない。
表面上のリスク＆ベネフィットだけでなく、＂気持ちのリスク＂に気遣いをもらったことで、私の結論は決まりました。
「いえいえ、Bを選ぶ方が様々なことがしっくりくるから大丈夫です。ありがとうございます」
この出来事で、あらためて気付いたこと。
決めるのは部下さん。
上司は「こっちにすべきです」と断言するのではなく（それを強く推したい客観的な根拠があったにせよ）決めたことを後悔しないように寄り添う。
それが、一番大切な言葉なのだと。
長年管理職をやってきていても、全然できていなかったと反省です。
最後にひとこと
二択って難しいことも多くて、ひとくくりに「この方法がよい」と言えないこともありますが、今回の経験をぜひ、今後に活かしていこう。
アドバイスをくれたお相手に、心から感謝しています。
