拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』感想をもらいました。
著名なコラムニストとして数々のウェブサイトにニュース記事をリリースされ、また『ちょっとしたことで差がつく 最後まで読みたくなる 最強の文章術』など、文章術についての数々の著作を世に送り出している 尾藤 克之さんからです。
ご紹介します。
女性管理職に抜擢されたら、すぐに読みたい一冊
尾藤さんがニュースサイトに書いてくださった記事なのですが、冒頭で、まさに私がこの本を書くきっかけとなった社会情勢について触れられています。
グローバル化が進み、世界的に女性管理職が増えてきています。とりわけSDGsに向けた取り組みの一つとしても、女性活躍は重要なテーマです。従来、女性管理職が少なかった日本においても、人的資本経営が主張されるようになり、喫緊の課題とされています。
今後の我が国の女性活躍のために自分の経験を役立ててもらえたら。その一心で「どんな悩みがあってどう向き合ってきたのか」を懸命に綴るに至りました。
突然、異動を言い渡されたら?
本書にある悩みの中で尾藤さんが取り上げられたトピックが「突然の異動」
何度かこの経験をしていますが、その中で最も受け止めるのが困難だった異動辞令を受けたときの思いをもとにまとめていて、現職中なので、実は本に書こうかどうか少々悩んだのです。
当時の上司からは「いくみさんの成長のためにも、新しいチャレンジをどうぞ」みたいな台詞があったそうです。いくみさんは次のように言います。
「ふん! 何言ってんのよ? 余計なお世話だわ。長年情熱を注いできたかけがえのない事業や愛する部下さんたちから離れなければならないことは、悔しい気持ちでいっぱいでした。しかし、今思い返してみると、ずっと同じところにいて快適なままではきっと私はそれ以上に物事を吸収することができなかっただろうと思います」(いくみさん)
ー中略ー
社内で上手く立ち回るのはスキル。会社には多かれ少なかれ理不尽な出来事が蔓延しているものかもしれません。自分に不利な人事が回らないように備えなければなりません。
しかし、編集者さんからのアドバイスもあって原稿どおりに進めることに。実際にこのように感想をもらえて、書いてよかったとあらためて納得することができました。
記事の結びとして「社内の有事に備えるには?」という点を下記のようにまとめていただいています。
社内の有事に備えるにはどうしたらいいのでしょうか? 私は社内の決裁権限者を抑えることだと考えています。決済権限者は、社内人事の全権を掌握しています。そのため、ある意味では、自分へのパスを良いものにするには抑えておくべき人脈です。
尾藤 克之さんの感想全文(Facebookにニュースサイトのリンクを貼っていただいています)
この感想文は2023年4月29日に投稿いただきました。
その後、Yahoo!ニュースをはじめ、各サイトに転載されたのも尾藤さんのおかげと心より感謝です。
幼い頃からずっと本好き、生粋の読書家でもある尾藤さん。その極意を伝授してくれる、この本もとても参考になります。