朝一番の「ありがとう」仕事始めのエンジンがかかりづらいときに効果てきめん

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こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。

朝の仕事始めは、なかなかエンジンがかかりづらいもの。

オフィス勤務だと、通勤ラッシュでようやく職場に辿り着いて、よっこらしょと席に座る。
テレワークだと、プライペート時間との区切りがともすると曖昧で、なんとなく始業時間を迎える。

そんなときに効果てきめんなのが、朝一番の「ありがとう」

私が経験して得たことやその理由について、ご紹介します。

部下さんからもらった、朝一番の「ありがとう」

まずは、このことを気づくきっかけについて。

とある朝、仕事始めでパソコンを立ち上げた途端に、部下さんからチャットが飛んできました。

「昨日はありがとうございました」

ややボーッとしたままの頭の中で「はて?何のことだろう」と考えつつ、メールをチェックしてみたら、前日に未解決のままとなっていた事案が解決していることがわかりました。

クライアントさんからの問いかけが曖昧で彼女が判断に困っていたため、サポート役の私が相手方に調整を依頼していた件です。

一日越しで気にかけてくれて、解決したかどうかをいち早くチェックして、そして、感謝の言葉も忘れない。

私は「ありがとう」をもらった方ですが、やる気が満ち溢れてきて、仕事がいつもより捗ったのです。

朝一番の「ありがとう」が効果てきめんな理由

その理由について考えてみます。

しばらく前に読んだ脳科学の本に書かれてあることを思い出しました。

【人に感謝したり感謝されたりすると「オキシトシン」という脳内物質が分泌され、幸福感が得られる】

「ありがとう」は、感謝を表すための代表的な言葉です。

日頃から「ありがとう」を言い合える職場づくりをみんなで心がけているものの、朝一番は「おはようございます」が飛び交っているので、意外と「ありがとう」を言う機会はないもの。

今回の部下さんのように前日からの懸案事項がクリアになった場合でも、朝にバタバタしていると、つい「ありがとう」を後回しにしてしまうこともありがち。

朝一番に感謝を受け取れたことが、ことさら嬉しく感じました。

オキシトシンは感謝される側だけでなく、感謝する側にも効果をもたらしてくれるようだから、おそらく部下さんも嬉しさを感じてくれたことでしょう。

朝一番の「ありがとう」を活用してみよう

朝一番で「ありがとう」と伝えられること。探してみると色々と見つけられそうです。

例えば、昨日は残業してくれてありがとう。とか、今朝の出社はいつもより5分早くてありがとう。など。

わざわざ「お礼」や「感謝」をすることではなさそうに思えることでも、言葉の魔法って活性剤になってくれる。

せっかく部下さんに教えてもらったのだから、私もぜひ活用してみます。

最後にひとこと

「朝一番のありがとう」

自分も今までできていなったことを、さっとできる部下さんにあらためて感謝です。

なお、私が参考にした書籍はコチラ。合わせてご紹介しておきます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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