ふとしたことがきっかけで、ちょっと苦手になってしまった人。
仕事上の古くからの知り合いなのですが、ここ数年、あえて距離を置いていました。
すると、最初はほんの小さな欠片だった「わだかまり」が、どんどん「雪だるま」のようにふくらんでしまった。
「苦手」をとおりこして「嫌い」との思いすら芽生えてくる。
もともとは、その情熱だったりバイタリティだったりを尊敬していました。
よく対話もしていた。応援もしてくれた。
でも、ネガティブな出来事に見舞われて、それを、その人のせいだと思い込んでしまった。
たしかに、その出来事にかかわっていたうちの1人だったので。
気のせいか、それから、ぜんぜん会う機会もなくなり、たまに見かけても挨拶すらしなくなっちゃった。
時は経ち。
最近、とある会合で一緒になり、久しぶりに対話をする機会に恵まれました。
驚いたことに、私の話に熱心に耳を傾けてくれている。
会合の後「ねーさんの話。おもしろかったよー。頑張って!」とエールをくれる。
胸が熱くなりました。
勝手に嫌いだと思い過ごして、勝手に悪者にして。
でも、それはきっと私の単なる思い込み。
相手はきっと、とくに何も変化していなかったのだろう。
でなければ、声など、かけてこないもの。
おかげさまで、ここ数年の「負の思い」を手放すことができた。
相変わらず情熱にあふれているその姿に、あらためて尊敬の思いが蘇りました。
思い込みで"ひとりでぐるぐる"しちゃっていた自分に反省。
再会のチャンスを与えてくれた、ご縁の神様に。感謝です。