金沢一泊二日旅行。
到着から1日目のランチまではコチラの記事をどうぞ。
1日目の午後は「三茶屋街」といわれるうちの、主計町とひがし茶屋街を楽しんできました。
主計町で"芸妓さん遊びを体験できる"スペシャルイベントに参加
金沢の三茶屋街。
城下町として栄えた金沢には、加賀百万石の時代より長い歴史を刻んできた伝統芸能が、今でも数多く伝承されています。中でも、金沢芸妓は、磨き抜かれた伝統芸と艶やかな着物姿、そして細やかな「おもてなしの心」で、高い評価を受けています。
その金沢芸妓の粋な芸を堪能できるのが金沢紳士の社交場として藩政期から今日までの伝統と格式を受け継ぎ、数々の名妓を育ててきたひがし・にし・主計町の三茶屋街です。
ー北國新聞ウェブサイトより引用
そんな三茶屋街の"芸妓さん遊び"体験ができるのが、金沢市観光協会主催の「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」
一見さんお断りの金沢三茶屋街で、芸妓さんによる唄や踊りの鑑賞と、お座敷太鼓やお座敷遊びを楽しめる、スペシャルなイベントです。
ー「金沢旅物語」HPより引用
各茶屋街で月に何回か行われていますが、ちょうど、12月15日(土)に主計(かずえ)町での開催があったので参加ができました。
会場となったお茶屋さんは「まゆ月」さん
お座敷に上がると、まずお茶とお菓子をいただけます。
芸妓さんの踊り(撮影禁止)の後は、太鼓遊び。
女将さんと芸妓さんが披露してくれます。
その後、太鼓叩き体験♪
バチを当てるタイミングを、芸妓さんの手振りを見ながら真似をする。なかなか難しいー(汗)
質疑応答コーナーも設けてくださり、さまざまな質問が飛び交います。
金沢の芸妓さんは、京都のような舞妓さん制度はなく、何歳からでも入門できるとのこと。
また、伝統文化の継承に自治体もバックアップしていて、若い方々にも人気があるそうです。
とはいえ、芸の世界はとても厳しいもの。女将さんの一言が刺さりました。
何事も、先に投資することが必要なのです。着物やかつらはとても高額だけれど、芸を磨いてそれを賄ってゆく。やる気と鍛錬次第でいくらでも活躍ができるのです。
「先出し」…芸もビジネスも一緒なのですね。
みんなで記念撮影しました。
浅野川付近を散策しながら、ひがし茶屋街へ
芸妓さん遊び体験の後は、清流「浅野川」のあたりをのんびり歩きながら、ひがし茶屋街へ向かいます。
午前中の雨が上がり、青空がのぞいてきました。川の流れも穏やかです。
金沢市内に流れている二つの川。犀川を男川と喩えられるのに対して、浅野川は女川と称されているそうです。
途中の道路沿いにある、昆布・海産物庵の「しら井」に寄ります。
良質な昆布・海産物をお安く買うことができると評判のお店です。お正月用に日高昆布を購入しました。
道路を渡った向こう側がひがし茶屋街。
ひがし茶屋街のお店をぶらぶらしながら、スウィーツも堪能
ひがし茶屋街には、金沢の名産物店や甘味処がたくさん。ぶらぶらしながらお土産物を買うのも楽しいものです。
日本酒の立ち飲み屋さんで引っかかり…(笑)
ひがしやま酒楽さんで、美味しい地酒をいただきます。一杯500円。
コクがあるのに爽やかな飲み口の「九献」をやはり、お正月用に買って帰りました。
〆のスウィーツ ひがし茶屋街「薪の音」
ひとしきり歩いて楽しんで、〆はオーベルジュ・薪の音にある「薪の音カフェ」でスウィーツをいただきます。
「ショコラ・デセールセット 東山」にしました。
料金にプラス(たしか500円くらい?忘れちゃった)して、ドリンクはワインも選べます。
甘さ控え目な絶品スウィーツが「シュワシュワ―」と合うんだな~コレがw
「薪の音」は宿泊施設もある"オーベルジュ"
一日に二組しか受け付けておらず、予約困難のことも多いようですが、ぜひ今度は泊まってみたい。
【公式】東山のオーベルジュ 薪の音金澤|金沢ひがし茶屋街の町家で宿泊
すっかり堪能したあとは、夜の浅野川を散策してホテルに向かいます。
ライトアップされた橋もまた、風流なものです。
金沢市内の観光地巡り アクセス
市内観光地巡りには、北陸鉄道のバスが便利です。1日フリー乗車券大人500円とリーズナブルなのも嬉しい。
※2018年12月現在
今日の一言
金沢の茶屋街巡りをめいっぱい満喫した一日目。
この後は、市内中心部にある香林坊の、割烹名店 竹千代 さんで「おでん懐石」のディナー。
次記事へと続く。