神奈川県川崎市にある久地(くじ)神社。
その名(くじ)も相まって、"宝くじの高額当選"(金運)にご利益があるといわれています。
兄神社は、やはり川崎市の溝口(みぞのくち)神社。
双方ともに御祭神は、八百万神の中心とされている天照大神さま。
久地神社は普段無人社で、ご朱印は溝口神社で受け取ることができる。それぞれを参拝してきましたのでご紹介します。
久地神社
最寄り駅は、JR南武線の「津田山」駅。
住宅街の坂を上っていき、さらにしばらく進んだところにあります。Googleマップなどでナビしてもらわないとちょっと分かりづらい。駅から徒歩10分ほどです。
奥まったところにやっと鳥居が見えました。
こちらのお社、普段は神職さんがいらっしゃらない「無人社」で、とてもひっそり。私が行ったときには人っ子1人いませんでした(笑)
ご朱印をいただくのには、兄神社の「溝口神社」に行かねばならないと知り、後日、溝口(みぞのくち)神社へ行くこととしました。
溝口神社
コチラは、JR南武線の武蔵溝ノ口駅(または東急田園都市線/大井町線の溝の口駅)が最寄りです。
駅北口を降りて、ケンタッキーフライドチキンと「ほぐし家」の間の道をまっすぐ進んでゆきます。
徒歩5分ほどすると「溝口駅入口」交差点が見える。ここを左折します。
神社の入口に到着。私が訪れたとき、ちょうど七五三の季節でした。
本殿左右に「おかめ」のお面のようなものが飾られていてオモシロイ。アイキャッチにしました。
神社保存の棟札よれば、宝永5年(1709年)武州橘樹郡稲毛領溝口村鎮守、赤城大明神の御造営を僧・修禅院日清が修行したと記されております。江戸時代は神仏習合に よりまして、溝口村の鎮守・赤城大明神と称されておりました。
明治維新後、神仏分離の法により、溝口村(片町・上宿・中宿・下宿・六軒町・六番組)の総鎮守として祀るべく新たに伊勢神宮より御分霊を奉迎し、御祭神を改め溝口神社と改称、更に明治6年(1873年)幣帛共進村社に指定されました。
ー 溝口神社 Webページより引用
ご利益は「安産、子育て、縁結び、家内安全」
弟社(兼務神社)は久地神社の他に、やはり川崎市内に四社。それぞれの社に特徴(ご利益)があるようです。
溝口神社とその弟社についてのサイトはコチラ
ようやくご朱印がもらえました。
勝海舟の書による大のぼりもあるとのこと。普段は立てられていないようですが、ぜひ見たい。
本殿以外にも見所がたくさん。「順路」にしたがって見学します。
親楠(おやくす)
推定樹齢300年以上。この種子が境内に散布され、子楠の誕生を齎したとの由来から、子授けや、家族を厄災から護る家内安全のご神徳で知られています。
稲荷社
長寿けやき
樹齢推定500年。その生命力から、子孫繁栄や人々の絆を繋ぐ御神徳として信仰されています。
垂乳根(たらちね)の銀杏と歯固め塚
銀杏の巨木の"母が愛情豊かに子を抱く"ような姿から命名され、子授け・安産・子育てのご利益をはじめ、万物に活力を与える御神徳として信仰されている。また「我が子の成長を乞い願う」という親御さんたちから、根元にはたくさんの「歯固め石」が奉納されています。
子楠(こくす)
親楠の種子が成長したと伝えられている。子どもの成長を見守る御神徳があると言われています。
願掛けの夫婦銀杏
幹が2つあることから「夫婦銀杏」と呼ばれ親しまれている木。心願が成就する御神木として、古くから崇められています。
最後にひとこと
八百万の神様はありとあらゆるところにいらっしゃり、それぞれの得意分野(ご利益)があるとのこと。
川崎市には20年近く住んでいますが、今回訪れた二社の存在はまったく知らなかった。
この書で教えてもらいました。あらためてお参りできたことに感謝です。