上司の機嫌はチームに伝染する 自分の機嫌を自分でとる3つの段取り
こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
何も言っていないし、怒ってもいない。ただ少し疲れていただけなのに、職場の空気が重くなっていた。そんな経験、ありませんか。
この記事では、上に立つ人の機嫌がチームに伝わってしまう理由と、自分の機嫌を自分でとるために私がやっていること。具体例を踏まえて解説します。
上に立つ人の機嫌は、何も言わなくても伝わる
朝、上に立つ人が少し不機嫌そうに入ってくる。
それだけで、場の空気が変わります。
話しかけるタイミングを、みんなが測りはじめる。午前中に済むはずの報告が、午後に回される。そして、小さな相談が消えていく。
本人は何も言っていないし、怒ってもいないのです。ただ、ちょっと疲れているだけかもしれない。
なのですが。
人の上に立つと、機嫌はまわりに伝染します。
部下さんは、上司の表情をよく見ています。今日は話しかけても大丈夫か。この報告は後にしたほうがいいか。言葉にしなくても、そうやって一日の動き方を決めているのです。
だから自分の機嫌は、自分でとる。それも、上に立つ人の仕事のひとつです。

不機嫌が悪いのではなく、「察してもらう」のが問題
とはいえ、いつも機嫌よくいられるわけではありません。
疲れる日も、余裕のない日もある。人ですから、それは当然のことです。
不機嫌そのものが悪いのではない。そう私は思っています。
問題なのは、それをまわりに「察してもらう」形にしてしまうことです。
こちらが黙って不機嫌でいると、部下さんは理由を探しはじめます。何かしてしまったのだろうか。自分のせいだろうか。そうやって、本来は背負わなくていい気遣いまで背負わせてしまう。
そっか。黙っていることが、いちばん相手を疲れさせていたんだ。
そこで、余裕のない日はひとこと先に言っておくようにしました。
「今日ちょっとバタバタしてて、ごめんね」
たったこれだけでも、まわりの受け取り方はずいぶん変わります。理由が分かれば、人は必要以上に身構えずに済むのです。
自分の機嫌を自分でとる、3つの段取り

自分の機嫌をとる方法は、いくつか持っておくと安心です。私がしているのは、この3つ。
・朝早めに来て、10分だけひとりの時間をつくる
・余裕がない日は、先に「今日は余裕ない日」と心の中で宣言する
・帰り道に、その日のモヤモヤを置いてくる
朝の10分は、一日の助走です。誰にも話しかけられない時間があるだけで、そのあとの表情が違ってきます。
心の中での宣言は、自分への予告のようなもの。余裕のなさを自覚しておくと、それが態度に出る前に気づけます。
もちろん、段取りどおりにいかない日もあります。それでも、機嫌よくいることは性格ではなく段取り。そう考えると、少し気が楽になりませんか。
自分の機嫌については、こちらの書評記事にも書いています。
最後にひとこと
機嫌は、上に立つ人の小さな天気予報のようなもの。
晴れの日ばかりではないからこそ、曇りの日は先にひとこと伝えておく。
明日の朝も、10分早く来るところから始めたいと思います。