理由はよくわからないけれど、なんだか心がざわつく。
ちゃんと頑張っているはずなのに、「このままでいいのかな」と立ち止まってしまう。
そんな時に出会ったのが、
『さぼてんねこのさぼにゃん 自分で自分を励ます本』 でした。
この本は、無理に前向きにさせるのではなく、今の自分にそっと寄り添い、「ここまで、よくやってきたね」と静かに声をかけてくれる一冊。
ご紹介します。
理由のない不安に、そっと寄り添ってくれる
この本を開くと、不思議と気持ちが温かくなってきます。無理に前向きにさせられるわけでも、「もっと頑張れ」と背中を押されるわけでもありません。
読み進めるうちに、「自分は自分のままでいいんだ」そう自然に思えるようになるのです。
主人公は”さぼてんねこのさぼにゃん”
さぼにゃんの大好きな言葉に、「人の前に明かりを灯すと、自分の前も明るくなる」というものがあります。
ほんの一言、ちょっとした気遣い。
その小さな優しさが巡り巡って、
自分の心も明るくしてくれる。
そんなメッセージが、かわいいイラストと共にやさしく心に届きます。
疲れている時こそ、ちょうどいい距離感
この本の魅力の一つはすべてのお話が見開き2ページで完結していること。
長い文章を読む気力がない時でも、どこからでも気軽に開ける。
1話だけ読んで閉じてもいいし、気づけば何話も読み進めていることもあります。
そして、さぼにゃんのイラストが本当にやさしい。
読んでいるというより、「眺めて、感じている」そんな感覚に近いかもしれません。
私は以前から、著者さんのSNSや発信を拝見していて、本業である「趣味起業コンサルタント」としての著書も読み、セミナーにも参加したことがあります。
一貫して感じてきたのは、
人を追い立てないこと。
無理をさせないこと。
その人のままでその人らしく。
この本にも、その姿勢がそのまま表れているように感じました。
このままの自分でいい
いろんなことに疲れてしまって、
この先どうしたらいいのだろう、と迷路に迷い込んだような時。
自己肯定感が下がって、自分を責めてしまう時。
そんな人にこそ、手に取ってほしい一冊です。
「私はちゃんと一生懸命やっている」
「今のままでも、ここまでよくやってきた」
さぼにゃんのメッセージは、押し付けがましくなく、そっと差し出してくれます。
私自身、元気な時よりも、少し弱っている時のほうがこの本の良さが深く沁みました。
心がざわつく時に、本棚からそっと取り出したくなる。ぜひお手に取ってみてください。
さぼてんねこのさぼにゃん 自分で自分を励ます本/笑がお書房/とだみつひろ



