こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
「また今日もできなかった…」「周りの人はもっと頑張っているのに」そんな風に、つい自分の「できていないこと」ばかりに目を向けてしまって落ち込んでいませんか?
実は私も、管理職として多くの部下さんたちと接する中で、このような悩みを抱えている方がとても多いことに気づきました。そして、ある日のXでの投稿がきっかけで、改めてこの問題の深刻さを実感したのです。
解説します。
なぜ私たちは「できていないこと」ばかり見てしまうのか?
まずは、なぜ自分のできていないことにばかり注目してしまうのか?ポイントを2つにまとめます。
他人との比較が生む負のスパイラル
多くの人が陥ってしまうのが、周りとの比較です。特に現代は、SNSで他の人の活躍ぶりが簡単に見えてしまう時代。
「あの人はあんなに頑張っているのに、私は…」
「みんなできているのに、なぜ私だけ…」
でも、考えてみてください。SNSで見える他人の姿は、その人の全てではありません。きっと彼らにも、見えないところで悩んだり、苦労したりしている部分があるはずです。
「できない」思考に囚われる危険性
一度「できない」という思いに囚われてしまうと、そこにばかり思考がフォーカスされてしまいます。そして最も危険なのは、実際にはちゃんとできている自分のことを蔑ろにしてしまうことなのです。
これって、本当にもったいないことですよね。せっかく積み重ねてきた努力や小さな成長があるのに、それを自分で見過ごしてしまう…
「できている」ことへ焦点を定める。意識してこうした取り組みを実践することが大事です。
心が軽くなる方法
次に、自己肯定感に接して”心が軽くなる方法について、考えてみます。
脳の仕組みを味方につける
実は、私たちの脳は「注目したものを強化する」という特性があります。「できないこと」ばかりに注目していると、本当にできないことばかりが目につくようになってしまうのです。
逆に、「できていること」「進歩していること」に意識を向けることで、脳はそうした良い面をより多く見つけられるようになります。これが、ポジティブな連鎖の正体なのです。
自己肯定感の積み重ねが生む力
小さなことでも自分を褒めることは、自己肯定感を少しずつ積み重ねることに繋がります。そしてこの積み重ねが、やがて大きな自信となって、新しいチャレンジへの原動力になるのです。
今日から始められる3つの実践方法
さらに、この「私ってえらーい!」を日々実践するために、3つの方法をお伝えします。
毎日の「えらい!」ポイントを見つける
どんなに小さなことでも構いません。
– 朝、ちゃんと起きられた → えらい!
– 今日も仕事に行った → えらい!
– 家族のために夕食を作った → えらい!
「こんなの当たり前」と思わず、まずは「えらい!」と声に出してみてください。
比較ではなく、昨日の自分と比べる
他人との比較をやめて、昨日の自分、先週の自分と比べてみましょう。
– 昨日より5分早く作業が終わった
– 先週できなかったことが、今週はスムーズにできた
– 以前より穏やかに対応できるようになった
そんな小さな変化にも「成長してる!」と認めてあげることが大切です。
「できたことリスト」を作る習慣
寝る前に、その日できたことを3つだけでも書き出してみてください。最初は難しく感じるかもしれませんが、続けていくうちに「できること」を見つける目が養われていきます。
フォロワーさんからの嬉しい反応
実際に、私がXでこのことを呟いたところ、こんな素敵な返信をいただきました。
いくみさんの言葉、沁みました
つい「まだまだ…」って自分にダメ出ししがちだけど、
ちょっとでも進んでる自分に「えらいーー!」って言ってあげると、
なんだか心がぽかぽかしてきますね
今日の私は「ちゃんと朝起きた」だけで、もう天才ということにします
「ちゃんと朝起きた」だけで天才!なんて素敵な表現でしょうか。この方のように、小さなことでも自分を認めてあげることで、心がぽかぽかしてくる…本当にその通りなのです。
最後にひとこと
この記事を通じて、多くの人が同じ悩みを抱えていることを改めて実感しました。だからこそ、「私、えらい!」と自分を褒めることの大切さを、これからも伝え続けていきたいと思っています。
あなたも今日から、小さな一歩でも進んでいる自分に「えらい!」と言ってあげてください。そのちょっとした変化が、きっとあなたの毎日を明るく変えてくれるはずです。
完璧である必要なんてありません。今日のあなたが、昨日のあなたより少しでも前に進んでいるなら、それだけで十分「えらい」のですから。