夫婦のコミュニケーションって、ホント難しい。
特に、不満や改善してほしいことがあるときに、つい、抽象的な言い方をしてしまいがち。
私も結構やらかしていて、なぜ?客観的な説明ができないのですが、なんとなく「その方がスムーズかな」「きっと夫は分かってくれるだろう」という思い込みがあるからかもしれません。
そんな悶々とした思いに救いの手を差し伸べてくれる1冊を紹介します。
1万件の相談に答えてきた、夫婦問題カウンセラーならではのアドバイス
その1冊とは、夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんの『ホンネがわかる 妻ことば超訳辞典』です。
妻側がそんな心情にあること、どう言語化すればいいのだろう?
夫側にしてみても、妻とのコミュニケーション、どうしたらいいのだろう?
お互いにきっと悩んでいることってあるでしょう。
これまで1万件にも及ぶ相談に答えてきた、著者ならではのアドバイス、特に「妻がよく使うことば集(妻ことば)」という観点が刺さります。
具体的なカテゴリー別の解説が分かりやすい
具体的に「共感要求系」「愛情試す系」「スルーすると危険系」「強気発言系」などとカテゴリー別の
- 妻ことば
- 超訳
- 夫が言いがちな返答
- 解説
- こじらせない返答例
の構成が見開き1ページに展開されていて、とても分かりやすい!
もうところどころ「あるある〜〜」と頷くことしきり。
例えば。
妻「あ〜時間がない。」「することがありすぎて時間が足りない」
コレ、よく私が陥っていることです。
超訳:この状況を察してくれないの?気の利いた言葉をかけてくれたりすると嬉しいのに。
対して夫の言いがちな言葉「それ、今やる必要ある?」
などと言われたら、キレそうになる。
こじらせない返答例:一人で抱え込まないで。一緒にやろうよ。
ジーンとくる。
こうしたエッセンスが全ページに渡って多数解説されているのも、お役立ちポイントです。
夫だけでなく妻だけでなく、夫婦のコミュニケーションをより良好にしたい!という人へオススメ
さらに、終章の「限界発言系」には、もうここ以上になったら関係が破綻してしまいかねない…というドキッとしたシーンにハッと気付かされる。
夫だけでなく妻だけでなく、夫婦のコミュニケーションをより良好にしたい!という人へ
ぜひ、手に取ってほしいオススメの1冊です。