こんにちは。マーママ29年&女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
友人から相談を持ちかけられました。子育て一段落で再就職をしたいのだけれど、年齢面やブランクを考えると難しいのかなぁ?と悩んでいる。
どんなふうにアドバイスしたらよいだろう?
同じような悩みをお持ちの人に参考になればと、この記事を書きます。
採用する側としての意見
私自身はずっと働き続けているので、友人に同じ立場でのアドバイスをすることが残念ながらできませんが、まずは企業の管理職から「採用する側の意見」をお伝えします。
募集職種によってはもちろん、実務経験や必要な資格要件などがありますが、そうでないケースだと、どんな点をポイントとしているか?主に以下の3点です。
- コミュニケーション力
- その人ならではの強み
- ITリテラシー
さらに具体的にお伝えします。
コミュニケーション力
ブランク後の再就職に限らず、どのような就活の場合であっても重要な点ですが、コミュニケーションをいかに円滑に図ることができるか?
これって仕事上だけのことじゃなくて、例えば「子どものPTA」「住居の管理組合」「趣味のコミュニティ」など社会生活においてもそのスキルを発揮すべきシーンって色々あって、その中で上手くやってきたという経験があれば、自信にしてもらってよいのです。
その人ならではの強み
次に、その人ならではの強みについて。
前段落で書いた「コミュニケーション力」でもいいでしょう。他に自身で学んでいることや、何かの資格を得たことやら。
具体的なエピソードが伴っていると、なお相手に伝わりやすいです。
- 生活上の他者とコミュニケーションで、このような困難を乗り切った
- ◯◯の分野において、学びを積み重ねて資格を取った
…etc.
例えそれが実際の募集職種に直結していなかったとしても、頑張っているのだなぁと伝えることができるものです。
ITリテラシー
3つ目のポイントは「IT対応能力」
何も込み入ったパソコン操作が入り用なことではありませんが、我が国の会社勤めにおいてはメインのOSがWindowsなので、Excel・Word・PowerPoint・Outlookの”基本操作”が可能であることが求められます。
キーボードのブラインドタッチは言わずもがな。
もしこうした点に不安があるようでしたら、関連書籍などを元に自己学習で良いので身につけておきましょう。
履歴書・職務経歴書
前段落でお伝えしたのは、ある意味「面談時のアピールポイント」
それ以前にまず書類選考、つまり履歴書・職務経歴書を提出することから始まります。
ネットで書式テンプレがあるので、自分が使いやすいと思ったものを利用してまとめることはもちろんのこと、子育て等で就労していない時期があるようならその点も明記すればOK。
補足ですが、顔写真は”仕事人っぽく心構えをもって”あらたに撮影したものを使いましょう。スピード写真でも構いません。
仕事のプロに徹する
最後にお伝えしておきたいのが「仕事のプロに徹する」という点。
仕事をするならば。
経験・未経験に関わらず、プロとして業務に携わるからこそ、報酬を得られるのです。
応募してなかなか内定に至らないこともあるかもしれません。
採用されていざ仕事を始めてみたら、自分が希望として思い描いていたことと解離があるかもしれません。
でもね。
「自分はプロなのだから」と捉えれば、大抵どんなことでも乗り越えていける。
逆に、そうした決意がないのでしたら、無理に働くことはおススメしません。
ずっと働き続けてきたとはいえ、実は息子が生まれて2年近くは転職活動が上手くいかず無職だった時期もあった。
そのときに取り組んでいたことも、この記事の元ネタともなっています。
最後にひとこと
子育て一段落して再就職にチャレンジするときに、一朝一夕に成果を得られないこともあるでしょう。
短期決戦と考えずに長い目でゆったりと構えながら、いつしかあなたにしかできない仕事に巡り合う日が訪れるに違いないと信じて。
応援しています。