こんにちは。女性管理職15年の いくみ(@nesan_blogger)です。
2020年春のパンデミックで世の中が辛い状況にあって、仕事もいつも通りにいかない日々が続いています。
部下さんの悩みも尽きない。どう支えてあげればいいのか正直私にも解りません。
「とにかく、いつか空は晴れるから」そんなことしか伝えられないけれど。
試練を堪えてみんなで乗り切ろう。
今回は、そんなお話です。
「望まないテレワークでストレスMAX」という、リーダーの訴え
リーダーから訴えがあります。
「望まないテレワークで、みんなストレスMAXです。自宅でうまくネットワークに繋がらない。繋がったとしてもところどころ途切れて困るって。メンバーから次々に言われるんです」
そうだよね。テレワーク推奨っていうけれど
会社の回線で仕事をすることが大前提なのに、個人宅のインフラに頼らなければならない状況。それぞれ備えている回線は千差万別で、業務用に利用するっていってもスムーズにいかない事も多いよね。
解るよ。申し訳ない。リーダーは辛い。
でもね。
そもそもこの災禍自体誰も望んでないし、全世界のみんなが大変だから。
仕事をして世の中に貢献するのが私たちの使命。堪えて乗り切ろう、と伝えてみます。
それでも納得がいかないと言われる
「解っています。でも、辛いんです。納得いかないです」
さらにリーダーから返される。責任感が人一倍強い彼女だから、なおさら抱えてしまうようです。
こういう非常事態のときって、納得する必要なんてないよ。
「私たち大変だし辛いし」って、ただただ受け止めるだけでいいの。
自分たちの力だけではどうにもならないこともあるから。
本音では「大変なのはあなたたちだけじゃないでしょ。周りをしっかり見てね」と言いたいところでしたが、今このリーダーの心情に、それを伝えたところで響かないだろう。
言葉を飲み込みました。
いつか、空は晴れる
替わりに別のことを伝えました。
どんなに嵐が吹き荒れようと、雨や雪が降り注ごうと、いつか、空は晴れるよね。
今、みんなが大変なときに「いつか」が、いつくるのか見えないけれど、とにかく試練を堪えてその時を待とう。
私も一生懸命がんばるけれど、自分一人でできることは限られているから。あなたの力を貸してね。
それでもまだ何か言いたそうにしていましたが、自分のチームのことだけ必死になるという考え方からさらに、視野を広げてもらえたら、嬉しい。
最後にひとこと
そんな出来事のあった翌日。
朝から集中豪雨で雷やら強風やら荒れまくりの天気。ただでさえ緊急事態宣言で心配が募っているのに、さらに不安が増します。
ところが。
午後になったら抜けるような青空が広がり始めた。
あらためて思いました。
いつか、空は晴れる。
パンデミックが収まって、全世界にそんな時が訪れることを切に願います。