ブログの師匠、ものくろさんの継続セッション(年間コンサルティング)。月1回ずつ年間を通してサポートいただける講座、第8回目を受講。
今回のセッションでは、「『困った』をぶっちゃける」ということについて、あらためて気づきをもらいました。
「もっとも読まれている記事」の危機
ワタシのブログのなかで、もっとも読まれている記事。
それは、気に入った枕についての紹介記事なのですが、日常で起こったことを何気なく書いただけなのに、多くの方々に見つけてもらってありがたい。
定期的にリライトしていますが、昨日ふと記事を見に行くと、ショップのサイトにこの商品が見当たらない。添付したリンクもエラーになってしまう。
あれーーどうしちゃったんだろう。
メーカーに確認しようにも、休日中で問い合わせも叶わず。
とりあえずワタシが購入した店舗の売り場に電話で問い合わせるも、要領を得ず。
ネットであれこれ検索しても、どこにも見当たらない。
もしや、販売終了になってしまったのでは??危機感が募ります。
これはもう、喫緊の課題。
ものくろさんに切々と訴え出て、相談に載ってもらいます。
「困った」というコトバが出てこない
「ねーさんは、この事態を知って、どう思いましたか?」
ものくろさんは問いかけてくれます。
「悔しいーーっ」
「ムカつくーーっ」
「読者さんに申し訳ない」
いくつかの返答をしますが、ものくろさんはなかなか首を縦に振ってくれません。
しばらくしたのちに
「困ったー」
と答えたら、ものくろさん「そう、それです!」
「『困ったー』という気持ちを伝えること。それがとても大切なのです」
なぜワタシはこのコトバがすぐに出てこなかったのか?それは、生まれ持った性格もありそうですが、いちばん大きいのは、「職業柄」という点に所以があるように思います。
30数年、サービス業に従事していて、とにかく周囲は全て「お客様」
"お客様に感謝をして、何か問題が発生したらつねに自社が悪いと捉えましょう"と叩き込まれてきました。
だから「わーん、ワタシタチ、困っちゃったーー」という発想がどっかに飛んで行っちゃったみたい。
いつも「すみませーーん。ワタシたちのせいでーー」ってな習性。
特にそれが、苦痛だと感じたこともなく、もう身体に染み付いちゃっている。
しかし。
こと、ブログのこととなると。この「困ったー」が大切。
「困ったー」だから「こうやってみたーー」というプロセスに、読者さんが共感してくれるのですよね。
「困ったをぶっちゃけていいんだ」
知らずうちに「鎧」を着ちゃっていて、できていなかった。
「大切な記事の危機」という場面に遭遇して、そのことを教えてもらいました。
「危機」のどんでん返し
ものくろさんに、このような場合のリライトのコツを教えてもらい、
記事冒頭に「現在、この商品は販売終了となっているようです。また新たな商品を見つけ次第記事に書きます」という注釈を付けてアップをしました。
「ある商品が販売終了となった。という情報も、意外とネットに出ていなかったりするから、大切なのですよ」とアドバイスをいただいたものの。
ワタシも「困っちゃったー」だけど、せっかく見に来てくれた読者さんをガッカリさせてしまって、済まないなー。
そんな思いをひきづりながら、帰り際にあらためて、この枕を購入した店舗を見に行ってみました。
すると。
なんと…リニューアルされた新たな商品が、どどーーんと陳列されているじゃないですか!
店員さんを片っ端からつかまえて突撃インタビュー。何人目かの店員さんが「この4月にリニューアルされました」
と教えてくれました。
もう、腰が抜けそうになっちゃったよー。
再びそれらの情報を盛り込んでリライトした記事がコチラです。
今日の一言
記事を繰り返しリライトすることの大切さ。あらためて身に沁みました。
そして、1つの記事を通して、自分のマインドとか考え方のクセについても、客観的に気づくことができる。
ブログって、成長の機会でもあるんだなー。
ものくろさんの講座は、単にブログのテクニカルなことだけでなく、マインドそのものにもフォーカスしてもらえて、本当にありがたい。
ちなみに、その後夫と買い物をしていて会計は長蛇の列。
「わーん、困っちゃったねー」
さっそくこのコトバが出てきました(笑)