大腸内視鏡検査を受けることとなりました。
今から20年くらい前に一度受診したことがありますが、なにしろこの検査、事前準備が大変。
検査自体は胃内視鏡と比べてさほど苦難がないのですが、これが憂ウツで仕方がありません。
今年受けた健康診断の「便潜血検査」が陽性となり、久し振りに受診せねばならず。その準備の辛さは、何十年経っても変わらないものです。
三日前からの準備
医療機関によってその日数指示が若干異なるようですが、ワタシが今回かかったクリニックからは、三日前から食事制限が必要といわれました。
これがまた、ワタシが好きなものばかりが「食べちゃダメリスト」に入ってるのよー。
悔しくて、前日のブログに書いちゃった(笑)
とある医療機関では、YouTubeまで作っていました。
患者さん向けの説明も、いろいろご苦労がおありのようですね(コチラの医療機関では「2日前」となっています)
あとは、お通じをよりスムーズにするためのお薬も就寝前に服用します。
検査前日
さて、前日。
夕食は19時までに済ます。
「推奨メニュー」は、具の入っていない味噌汁、おかゆ、薬味ナシの冷ややっこ…。
どれも気が進まないものばかり。面倒くさくなり、ほとんど食べ図に終わり。
また、20時頃を目処に「下剤第一弾」を服用します。
400mlの水で溶かして飲むのですが、不味いのなんのって。スポーツドリンクをまったりさせて温くしたみたいな…このあたりから「憂ウツ度」がさらに加速してゆきます(汗)
夜中にお腹がゴロゴロいって、何度も目が覚めちゃったり…あー、早く終わらないかなー。
検査当日
やや寝不足な当日。
朝から「下剤第二弾」を服用して、腸内をすべて空っぽにしなければなりません。
前回受診のとき、そのタイミングが上手く図れなくて、クリニックと家を二往復する羽目になったイヤーな記憶があり。今回は朝からクリニックに行って服用することに。
朝9時から「モビプレップ」という腸管洗浄液と水を交互に飲んでゆきます。
これも、昨日の「第一弾」と負けず劣らずの不味さ。
しかも目安量は1.5リットル。小分けで飲むったって、たかだか1~2時間で、そんなに飲めないよー。
Maxで2リットル入りのパックがどーんとワタシの待機場所に置いてある。
まるで、業務用洗剤のパックみたいだわ…アイキャッチにしちゃいました(笑)
ところが…。
目安量の1.5リットルを飲み終えても、看護師さん「まだまだですねー」とニッコリ笑顔でおっしゃる。
結局、Max2リットルに水1リットルを飲み干して「腸を促す運動」を何回かおこなって、やっとゴーサインが出たのが、すでに14時を過ぎている‥‥何時間かかるんだ!
こんなに水分を摂るのが苦痛だったことってありません。辛かったー。
検査自体はさほど苦痛がない
やれやれ。
ココまでこぎつければ、内視鏡検査自体は、ワタシの場合はさほど苦痛ナシ。
PCのモニター画面に映る自分の腸内。まるで「海底探検」のようでオモシロイ。
とはいえ、腸内というのはめっちゃ「長距離の旅」
大腸、小腸、結腸、盲腸などを隅から隅までチェックしてくれるので所要時間は30分~45分近くかかります。
生憎、何ヶ所か小さなポリープがあったらしく「組織片採取」(生検)とはなりましたが、おそらく心配ないだろう、との主治医コメントをもらえました。
正式な結果は一週間後に。ふー。
今日の一言
健康管理のための必要な検査。
正しい検査結果を導くためには仕方ないのだけれど、この「準備」しばらくは勘弁です(泣)
それにしても、腸内を完全にクリーンにするのって、大変なことなのねー。
各腸たち、いつも消化活動にがんばってくれていて、サンキュ!
その後の検査結果
さて、その後。
検査結果を聞きにいったところ、良性のポリープとの診断。
検査時に指摘されたとおり、何ヶ所かに2~3mmのものがあるらしい。
ただ、「便潜血」の原因になるほどではなく、何かの炎症でたまたま出血が発現したのだろう、とのこと。
いずれにしても。
定期的にチェックしておくのは大切。
次回は、二年後くらいにまた検査しましょうと言われて、先生とお別れしました。
二年後…それまではしばらく、この辛い検査のことは忘れるとしよう(笑)